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「……もう夜だ…」
長い長い旅が終わった。
やっと着いた…
「てかここはこんなに寒いんだ……」
集中していないといつか凍ってしまいそうだ。
…これに、絶対零度ができた3人は耐えたのか…
「アノ小屋!!オ家!!」
「あれ?」
吹雪が吹き荒れる中、一軒の家が見えた。
なんでこんなところにあるの…都合が良すぎる、
ガチャ
「寒い寒い……上着がびしゃびしゃだ…」
「あらあら、本当。洗濯しちゃうから脱ぎなさい。」
「ありが………
っ!?!???」
今会話が成立した!?
誰かいるって言ってたっけ…!?
声がした方を振り返る。
「!?な…なんで……
、
……お母さん。」
「先に来ちゃった。」
目の前にはいないはずの母親がいた。
それも、あの時のような着物でなく、隊服を着ており、長くて碧い髪を高く結んでいる。
「まあ、私はあの世から着たから何も触れないんだけどね。」
「へ……」
お母さん、呑気すぎる…
「あ、な…なぜここに…?」
「修業するんでしょ?私が稽古つけるわ。」
……え
「…ええええええええええ!?!?!?」
「半年間、みっちりしごいてあげる!」
こっっっっっっわ!!
「まあ今日はもう遅いから早く寝て明日からにするわ。風邪引いちゃうから早く着替えなさい。」
「は…はい…」
とりあえず家に上がる。
「ここが台所で、そこが居間。あっちが洗面所とお風呂よ。」
「あ…はい、」
「で、そこの扉開けて向こう側にAの部屋。」
「ありがとうございます…」
「もう、敬語は外してくれていいのに…」
とりあえず荷物を自分の部屋に起き、お風呂場まで向かう。
「あ…湯船の中で体を洗うやつだ…」
幼い頃にお父さんと外国に行ったから知ってた。
お湯溜めるの時間かかるからあんまり好きじゃないんだけど…
「オ風呂!」
「あら、この大きな鳥さんは?」
「鎹鴉のようなものです。」
「へぇ…お名前は?」
「立花!立花ダヨ!」
お母さんの肩に乗ろうとしたらすかっ、と外れて床に落ちてしまった。
「まぁ、ごめんなさいね?私死んでるから乗れないのよ…」
「ウゥ…」
半泣きの立花を抱き寄せる。
「……一緒にお風呂入ろっか、」
「ウン……」
「ふふ、仲がいいのね、」
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あう(プロフ) - みぃちゃんさん» ありがとうございます✨頑張ります。 (2022年1月16日 22時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください!! (2022年1月16日 21時) (レス) @page30 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます (。・ω・。)励みになります。嬉しいです! (2021年12月31日 20時) (レス) @page12 id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とても面白かったです!つづきもたのしみにしています!!たいちょうくずさないていどにがんばれです!! (2021年12月31日 17時) (レス) @page12 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - Setsuya★さん» 大変失礼しました…💦修正させていただきました。コメントありがとうございます! (2021年12月20日 19時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あう | 作成日時:2021年12月12日 23時