検索窓
今日:37 hit、昨日:2 hit、合計:22,671 hit

97 ページ1

「……もう夜だ…」


長い長い旅が終わった。



やっと着いた…


「てかここはこんなに寒いんだ……」


集中していないといつか凍ってしまいそうだ。



…これに、絶対零度ができた3人は耐えたのか…


「アノ小屋!!オ家!!」


「あれ?」


吹雪が吹き荒れる中、一軒の家が見えた。


なんでこんなところにあるの…都合が良すぎる、







ガチャ





「寒い寒い……上着がびしゃびしゃだ…」


「あらあら、本当。洗濯しちゃうから脱ぎなさい。」


「ありが………




っ!?!???」



今会話が成立した!?


誰かいるって言ってたっけ…!?



声がした方を振り返る。



「!?な…なんで……














……お母さん。」



「先に来ちゃった。」


目の前にはいないはずの母親がいた。



それも、あの時のような着物でなく、隊服を着ており、長くて碧い髪を高く結んでいる。



「まあ、私はあの世から着たから何も触れないんだけどね。」


「へ……」



お母さん、呑気すぎる…




「あ、な…なぜここに…?」



「修業するんでしょ?私が稽古つけるわ。」





……え



「…ええええええええええ!?!?!?」


「半年間、みっちりしごいてあげる!」



こっっっっっっわ!!


「まあ今日はもう遅いから早く寝て明日からにするわ。風邪引いちゃうから早く着替えなさい。」



「は…はい…」



とりあえず家に上がる。




「ここが台所で、そこが居間。あっちが洗面所とお風呂よ。」



「あ…はい、」



「で、そこの扉開けて向こう側にAの部屋。」


「ありがとうございます…」


「もう、敬語は外してくれていいのに…」


とりあえず荷物を自分の部屋に起き、お風呂場まで向かう。



「あ…湯船の中で体を洗うやつだ…」


幼い頃にお父さんと外国に行ったから知ってた。


お湯溜めるの時間かかるからあんまり好きじゃないんだけど…


「オ風呂!」


「あら、この大きな鳥さんは?」


「鎹鴉のようなものです。」


「へぇ…お名前は?」


「立花!立花ダヨ!」


お母さんの肩に乗ろうとしたらすかっ、と外れて床に落ちてしまった。


「まぁ、ごめんなさいね?私死んでるから乗れないのよ…」


「ウゥ…」


半泣きの立花を抱き寄せる。


「……一緒にお風呂入ろっか、」


「ウン……」


「ふふ、仲がいいのね、」

98→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あう(プロフ) - みぃちゃんさん» ありがとうございます✨頑張ります。 (2022年1月16日 22時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください!! (2022年1月16日 21時) (レス) @page30 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます (。・ω・。)励みになります。嬉しいです! (2021年12月31日 20時) (レス) @page12 id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とても面白かったです!つづきもたのしみにしています!!たいちょうくずさないていどにがんばれです!! (2021年12月31日 17時) (レス) @page12 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - Setsuya★さん» 大変失礼しました…💦修正させていただきました。コメントありがとうございます! (2021年12月20日 19時) (レス) id: 6f2077b473 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あう | 作成日時:2021年12月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。