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「お前らさ、似てるって言われない?」



某甘味処にて、その3人は集まっていた。



「あァ?兄ちゃん口の聞き方には気ィつけた方がいいぜェ?」

「あんま舐めてっと師範の刀が頸スパンッすっぞ?」



なんで俺こんな茶番に付き合わされてるんだ?



「お前に関しては似合ってねぇよ。」

「痛い!」



白々しい演技で俺を脅迫する小娘の頭をすっ叩くと、小娘、元いAは声を上げた。



「女の子の頭を叩くなんて!嫁が3人もいる男の所業とは思えません!この暴力男!」

「会うなり人様に飛び蹴りかまして来るお前が言うんじゃねえ。」

「随分お喋りな口だなァ?宇髄くんよォ?そんなに喋りてェなら、ひゃくばんのひゃなしひゅわひくひかへてくへや(昨晩の話詳しく聞かせてくれや)。」

「おはぎ食うか喋るかどっちかにしろ。」



不死川に関しては完全に輩じゃねえか。

不死川に一発殴られてヒリヒリと痛む右頬を抑えながら、机に運ばれてきたみたらし団子を口に含む。「あ?!ちょっとそれ私のお団子!」と喚くAを無視して俺はニヤリと笑って二人に問いかける。



「で?どこまでいった?」



「んぐっ?!」

「ブッ?!」



そう聞いてみれば、不死川はおはぎを喉に詰まらせ、Aは茶を吹き出した。二人して似たような反応しやがって。



「お前ェ、まだ殴られてェらしいなァ?」

「何怒ってんだ?俺は事実確認をしてるだけだぜ?」



不死川はビキビキと青筋を立ててこれ以上にないくらい目を見開いている。そのままじゃ目玉落ちるだろ。Aの方は「ゲホゲホッ!」と咽せ続けている。



「なあA、」

「ひゃっひゃい?!」



あんなことを言った後のせいか、大方昨晩の事を思い出しでもしたんだろう。あまりにも露骨に反応するもんだから、からかってやりたくなる。



「昨晩はどうだったんだ?師範と同じ布団で寝て。こいつに抱き寄せられてたよなぁ?」



少し意地悪にも思える質問をしてやる。



「どどど、どうって別に…!!」



Aはカアッと途端に顔を真っ赤にさせて、自分の顔を手で覆った。なんだァ?可愛い反応も出来んじゃねぇか。



「おい!言い負かされてんじゃねェ!」

「そういう不死川はどうなのよ?」

「あァ?!」



「男女が一つ屋根の下で寝てみた結果はどうよ?あ、一つ屋根の下というか、同じ布団の中の間違いか。」



不死川は声にならない声を上げて顔を真っ赤にした。


お兄さんを舐めるんじゃねえ。

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瑠璃瑚(プロフ) - 釈迦様さん» お恥ずかしい変換ミスです…作中一通り見直して訂正はしたのですが、まだ直っていない箇所が有ればご指摘頂きたいです。 (2020年2月19日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃瑚(プロフ) - しらとぅさん» なんとお優しい、、ありがとうございます!>< (2020年2月19日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
釈迦様 - 師範が市販…°。:(°ε°)ブフッ! (2020年2月17日 0時) (レス) id: bccea59c19 (このIDを非表示/違反報告)
しらとぅ(プロフ) - 瑠璃瑚さん» いえいえ!誰でもミスはありますよ!これからも頑張ってください! (2020年2月8日 20時) (レス) id: 785ac6cfee (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃瑚(プロフ) - しらとぅさん» ご指摘ありがとうございます!お恥ずかしい変換ミスをしてしまいました、、>< (2020年2月8日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃瑚 | 作成日時:2020年1月11日 14時

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