【ONE PIECE】自由を求めて～旅立ちと新たな出会い～ (ページ26)

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ｸﾞｧーー

森の中心部にある川岸で

ﾊｧｯﾊｧｯ

『ｸｿｯ、なんで回り込んでもすぐ気づかれんだ』

今日もジャンクマ相手に苦戦をしいられていた

ｸﾞｧﾞｧｧｧーー

『うわっ、、とっと』

よっと、ほいっ、

最初に比べれば、クマの攻撃も避けられるようになり怪我も減ったのだが――

『へへっ、――――そこだっ』

と木の上からクマめがけて拳を降り下ろそうとしても

ﾌﾞﾝｯ

『ガッッ、、、』

ﾄﾞﾎﾞﾝｯｯ

.

ジャ『今日は川にでも投げ飛ばされたか』

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

ぐっしょりと頭から足まで濡れた恰好で

『ヘ、、ヘ、ヘクシュンッ』ズビズビ

ジャ『先に風呂入ってこい。風邪ひくぞ』

『･･････うん』

風呂に入ると冷えた身体がジンジンしてだんだんと暖まった

風呂から出ると、ジャンが昼食の準備をしていて

ジャ『お、ちゃんと暖まったか？』

『うん。何作ってんの？』

ガシガシとタオルで頭を拭きながら今日のメニューを尋ねた

ジャ『今日はシチューだっ。うまいぞ～』

『へぇー、珍しい。奮発したね』

いつもは普段通り、森の中の動物を調達して来るのだが、今日は町ヘ買いに出掛けたらしい
カゴの中にパンまである

ジャ『よーし、できたぞ』

お水と食器を用意してシチューを盛り付けると二人で向かい合いながら席に座り

『いただきますっ――――――ほっほっ、、おいひい』

ジャ『そうか、熱いからゆっくり食べろよ』

シチューを口に運びながら今日あったことを話始め

『それでその時、獲ったーーって思ったらジャンクマのやつ振り向かないで攻撃してきて』

ジャ『ははっ、そうか。そりゃ、クマのほうが周りをよく見てんだ』

『？？ジャンクマは私を見ないで殴ったんだよ』

ジャ『あー、まぁなんつーか、気配を感じておめぇより先に攻撃してるってことだ』

『それって、前に言ってた見聞色の覇気ってやつみたいなの？』

ジャ『まぁ、そうだな。おまえは武装色はだいたい身についてっけど見聞色はからっきしだかんなぁ』

そう言うと、

『力がついても周り見ねぇで攻撃当てられないとなっちゃぁ意味ねぇもんな。まず、闇雲に突っ込むんじゃなくて周りをよく見ろ。気配を消せ』

ま、今のおまえはクマ以下だってことだとジャンに言われ

ｰジャンのやつ､絶対まだこの前のこと根にもってやがる