【ONE PIECE】自由を求めて～旅立ちと新たな出会い～ (ページ20)

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ゾ｢海賊にはなってやる、、約束だ。海軍と一戦やるからには俺も晴れて悪党の仲間ってわけだ･･･けどな、一つだけ言っておく。俺は自分の野望だけは貫くぞ｣

ル｢野望？｣

ゾ｢世界一の剣豪になることだ。俺が野望を断念するようなハメになったら、そん時は、腹を切って俺にわびろっ｣

ル｢世界一の剣豪、いいねぇ。海賊王の仲間ならそれくらいなってもらわないと困る｣

ゾ｢ケッ、言うねぇ。こうなったら、悪行だろうがなんだろうが俺の名を世界中に轟かせてやる｣

モ｢な"ーにボサッとしてやがる。とっととそいつらを始末しろっ｣

ゾロの気迫に押され、固まっていた兵士たちは悲鳴をあげ

ル｢しゃがめ、ゾロ｣

ゾ｢、、っ｣

ル｢ゴムゴムの鞭(ムチ)ーー｣

伸びた足が海兵たちを蹴散らし、モーガンは驚きで目を見開いて唖然としていた

コ｢や、やったー。すごいっ｣

ゾ｢･･てめぇは、いったい｣

ルフィは足をぶらぶらさせながら

ル｢俺ぁゴムゴムの実を食ったんだ｣

ゾ｢ゴムゴムの実？｣

海兵1｢ゴム人間｣

モ｢やはり、悪魔の実の能力者か｣

その今までに見たことのない力に海兵たちは

海兵1｢大佐っ、我々の手には負えませんっ｣

海兵2｢むちゃくちゃだ、あんなやつら｣

海兵3｢ゾロだけでも戦えないのに｣

次々と戦意喪失していく海兵たち

そして、黙っていたモーガンが口を開くと

モ｢大佐命令だ。今、弱音を吐いた奴は自分の頭を撃てっ。この俺の部下に弱卒は要らんっ｣

その命令には、今まで従ってきた海兵たちもさすがに怒りが押さえられないようで

ゾ｢どうかしてるぜ、この軍隊は、、｣

コ｢ルフィさんっ｣

ルフィが走り出して海兵の間をすり抜けていき

コ｢こんな海軍潰しちゃえっ｣

ガンｯ

モ｢身分も称号もねぇ奴らはこの俺に逆らう権利すらないっ。俺は、海軍大佐"斧手のモーガン"だ｣

ル｢俺は、ルフィ。よろしく｣

モ｢死ねーーーーー｣

モーガンが斧を振り上げ、振り回すもルフィは軽々と避けていき、
降り下ろされた地面には、大きな亀裂ができていた

飛び上がったルフィが空中で両足を揃え、モーガンの顔めがけて

ル｢おらーーーっ｣

見事、攻撃を顔面にくらいモーガンは吹き飛ばされた