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はぁー、
私のスマホの画面に表示される
《花火大会2020〇〇川河川敷》
の文字
どうしよう、誘おうかな、いやでも、、
なんか侑くんの様子もおかしかったし
治「なにため息ついとんねん」
バスの後ろから聞こえる声に慌てて
スマホの電源を切る
『あっ、いや、別に』
治「なんや花火大会て〜誘うん?」
『そ!そんな!!!///』
ああでもきっと浴衣姿の侑くんなんて
やば、想像しただけで鼻血でそう
ポタタタタ
あれ?
治「おま、笑、鼻血出てんで?!笑」
『いやこれは妄想したとかじゃなくて?!!』
治「へえ妄想しててんな、」
あ、やべ、
ティッシュで鼻を抑える、くっ、情けない
治「でもまあ」
『?』
治「はよおせんと取られるかも、、、な?」
『と、とられる、、、汗』
そう、あんなイケメンほおっておく
女子がいるはずも無い
くっそ、、、、
ま、精々がんばり、と肩をポンポン
よし、地元に着いたら絶対誘うもんな、、
覚悟しとけ!!アホ侑!!!
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作者名:宮姉妹 | 作成日時:2020年7月7日 0時