放課後、それぞれ ページ18
Today,is,Wednsday.土曜まであと3日。
丁度一週間の折り返し地点だ。まあいつも通り行こう。
「・・・・・・・」
自作のプリントを見ながら、今日やる講習の流れを考えていた。
いかに短時間で多くの情報を伝え、講習を済ませるか。今日は放課後の数時間で１年生に英・数・国をまとめて教えるんだ。ちんたらしてはいられない。
「・・・それじゃあ神代、この問題答えてみろ」
あ、先生が何か言ってる。そういえば今は授業中だった。
「はい」
黒板に何か書いてあったので、それから大体先生が何を言ったか推測して、その通り答えた。
ちょっと余計な時間を食った。さあ、考え事を再開しよう。
帰りのショートホームルームが終わり、放課後の訪れを自然と告げる。
(・・・よし)
これからそれなりの数の一年生を相手にするのか、と思い、一つ気を引き締めるための深呼吸をした。
世間の新任教師も最初はこんな気持ちなのだろうか。
１年にはちゃんと指定の教室に集まるよう伝えてある。さて、私も向かうか。
一方、その頃。
帰り支度を済ませて教室を出ようとしていたジンを、私は肩を叩いて呼び止める。
「・・・アミさん？どうしたんだ？」
ジンは何も知らない様子で(というか実際何も知らないに決まってるが)、振り向く。
「ジン、これから予定ある？」
「いや、無いが・・・」
「じゃあいい？・・・・話があるの」
放課後になり、誰もいなくなった教室。私とジンの、２人だけになった。
「お願い、正直に白状して。ジンが隠してること、全部」
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獅童アイ(プロフ) - ありがとうございます(^^) (2015年5月30日 1時) (
レス) id: a17d650aa8 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 更新待ってました！ とても面白いです！ (2015年5月30日 0時) (レス) id: 6a421b55e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミユキ - そういえば、ジンの機体はなんですか。 (2014年1月19日 2時) (レス) id: 279bbfc8f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミユキ - というか、これ、更新してるんですか？ (2014年1月19日 2時) (レス) id: 279bbfc8f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミユキ - 色は機体に合わせたかんじで、市販されてない一点品。形とかはおまかせで。よろしく (2014年1月19日 2時) (レス) id: 279bbfc8f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：獅童アイ | 作成日時：2013年3月7日 19時
