八乙女陸になった話 (ページ45)

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番外編続きページ45

ガチャ
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
虎「おっと…」
　「ようこそ！！今日限定スペシャル駄菓子屋へ」

駄菓子屋の名前は何か他にはないかｯと皆で考えたが、おそらくいったことないであろうから変な解釈をしないようにそのままでいこうとなった。

虎「駄菓子…屋…？」
壮「やはり、行ったことありませんか？」
虎「聞いたことはある。…それにしてもこのセット…
　ぼろくないか？」

三「そーゆー場所なの！！」
悠「結構力作でしょ？」
ト「三時間かかったもんな」
一「我ながらすごいと思いますよ。」
天「本当の駄菓子屋さんみたいだもんね。」
陸「ね！」

虎「これは…クローバープリン？」
環「あ、それ俺が作ったやつ。おーさまプリンを元にして作った」
虎「みっきーメン？」
三「それ俺が作った。ヤッターメンうめーよな」
千「すごいでしょ？」
虎「これお菓子か！？」

虎於が普段見るお菓子と違い、虎於は物凄いびっくりする。

巳「とりあえず、食べてくださいよ。なんでもいいので。」
百「どんどん回っちゃってー！」

そう、三月と悠が考えたのは駄菓子屋を再現することだった。
金持ちなら逆に行ったことがなくて新鮮ではないか？っとのことだ。
会場はアイナナのレッスン室で部屋がすべて本物の駄菓子屋のような中身で、実際に売ってる駄菓子を元に自分達で作って名前を考えて、包装して箱を作って並べたのである。
他にも昔ながらのおもちゃを吊るしたり、真ん中に大きなテーブルをおいて遊べるようにした。

虎「うまいっ！」
龍「よかったー！結構がんばったんだよね！」
楽「おう！本物に近づけるために何度も食べて何度も作ったもんなー」

ナ「食べるのもいいですが、これで遊びませんかー？」
二「おっ、いいんじゃね、おはじきか。この人数なら盛り上がるだろ」
虎「どうやってやるんだ？」
陸「俺も何回かしかやったことないです！」
天「だいじょーぶ。結構簡単だから」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
駄菓子屋は虎於にとって新鮮でかなり楽しかったらしく、今度普通の駄菓子屋にいってみることになったズールであった。

一方、これをラビッターにあげると、かなりのリアリティーでバズり、駄菓子を作るメーカーからコラボの依頼が絶え間なくなり、限定商品になったが、三日もせず売りきれたらしい。

虎於は皆のつくってくれた元になる駄菓子をかい、食べたが前のがいいっといって、
ズールは当分、おかし作りをするのであった。