番外編 ページ41
すっごいすぎて、もう、とらおの誕生日に近づいてきたけど、
Happy Birthday三月！！！
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
俺は今、電車にのってる。
もちろん変装もしてる。来週は俺の誕生日で皆、張り切って準備をしてくれてるから、声をかけにくくて寮を出てきた。
海でも見よーかなーとふらふらして、電車に乗ったまではいい。
でも…
隣に亥清悠がいるのはおかしいだろ！！！！！！
向こうは俺のこと気づいてんのかな…？
とチラチラ見てると向こうもこっちをみた。
悠「んなっ、なんで！」
三「しーーーーーー！」
と口の前に人差し指を立てて、静かにとうながす。
悠「…なんで乗ってんだよ…」
三「まぁ、暇潰しみたいな？そっちは？」
悠「…」
ちょっと考えた後、少し照れたようにそっぽ向いてこたえる。
悠「とらおの誕生日プレゼント、買おうと思って…」
三「へ〜、なに買うんだ…？」
とらおからも連絡がきていてパーティーの招待状がきている。
もちろん、事前に誕生日はしっていたから、プレゼントはかってある。
亥清も結構、仲間思いなんだな…
悠「……まってなぃ」三「？」
悠「まだ決まってない……」
三「へ？じゃぁ、今から決めにいくのか？」
悠「だって、とらお、金持ちだし…なに選んだらいいのか分かんなくて…ブランドとか全然わかんないし…
アイドルやってても使えるお金には上限あるし…ばぁちゃんに小遣いはアイドル初めてから要らないって言ってるから…」
と、ちょっと泣きそうな声で言うから、俺は
三「よし！俺が一緒に買いにってやるよ！」
悠「へ？」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
悠「なんで俺が和泉の兄ちゃんと買い物なんて…」
三「このままだと、悩んで終わるぞー」
悠「わかってるよ！うー…」
と、結構オッキなデパートでいろいろみて回る。
三「おっこれいいんじゃね？イメージにもあってる気がする。」
悠「んー、それもいいけど普段の服装には合わない気がする」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
三「うわっ、もう昼じゃん！」
悠「全然みつかんねー、はぁ…」
三「まぁまぁ、まだ半分くらい店あるから、お昼食べてからまたさがそーぜ」
悠「ん、」
俺と亥清は近くのフードコートにはいった。
三「手伝うっていっても全然趣味とか詳しいことしらねーから、ブランドのこといがい手伝ってやれないな…」
悠「別に…おれはブランドのことすらわかんねーし…兄弟ってやっぱ似てるんだな…」
三「…へ？」悠「は？」
三「いや、そんなこと言われたの初めてだから」
続く
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作者名：あか | 作成日時：2022年12月3日 21時
