八乙女陸になった話 (ページ5)

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宗｢今日からここが家だ｣

おっきな家……
八乙女さんが荷物を部屋にどんどん運んでくれてる

時に俺の部屋になる予定のとこの真ん前から急に

ドアがあいた

陸｢ﾋﾞｸｯ…｣

？｢誰だ…お前…？｣

目付きの鋭い八乙女さんにすこし…いや、大分にている人が

出てきた…

高校生…？

宗｢今日からおまえの弟だ

紹介しよう、俺の息子の楽だ｣

えっと…兄になるの…

楽｢はぁ！！！？？？？？

ふざけんなよ！親父！

お前、やっぱ別のとこでも子供作ってたんじゃねーか！

お袋のことなんだったんだよ！｣

陸｢…｣

八乙女さんが一気に顔は怖いのに悲しげな雰囲気をだした

バンッ

楽…さんはドアを殴るようにしめて家から出ていった

陸｢あの…｣

宗｢あぁ、すまない

ちょっと、色々あってな｣

何度もみたことがある
天にぃがいなくなってから父さんと母さんが

毎日見せていた表情

陸｢…あのっ聞かせてもらえませんか…｣

リビングに誘導されて紅茶でいいか？と聞かれて
うなずいた

宗｢おれは、妻以外に愛していた女性がいた｣

陸｢…ｯ｣

不倫…？
宗｢だが、もちろん妻とであって妻に惚れてからは

その女性への恋愛感情もなくなっていた

でも、やっぱり思い出というものは簡単には

捨てられなかった

俺はひそかに
俺とその女性…そして、その旦那の写っていた写真を

俺の書斎へ残していたんだ…

もちろん俺が昔その女性に恋をしていたこと
妻もはわかっていた

楽が中学生になりそうな頃

その写真が妻に見つかった

妻はまだおれがその女性へ好意を寄せている
と勘違いし
楽も勘違いした

もちろん、そのあと妻との誤解をといた

しかし、そのあと妻実家の経営する

店が人手不足でな…

そちらへ手伝いをするといって向こうへ
行った…楽はそれを離婚と勘違いしそのまま

の状態が今も続いている｣

涙が出てきそうだ

心から息子と妻を愛しているのに
すれ違ってしまう
そんな…ことがあるんだなって

陸｢誤解はとこうとしなかったんですか｣

宗｢俺も一応社長でな

時間がいろいろ会わなかった上避けれてたからな…｣

バンッ俺は乱暴に
玄関を開けてしめた

八乙女さん…いや、父さん…いや、パパか…

父さんは父さんだしな
そこは自分でけじめじゃないけど区別をしたかった気持ちが
あった

パパと楽…楽にぃを仲直りさせたい
これから暮らすのに仲が悪いのは嫌だ