現在12 ページ19
最初は誰視点でもありません。
龍｢楽！！！！！…天も…俺は少なくともただのビジネスパートナーだなんて思ってないよ。2人のこと友達だと思ってる。｣
天｢……わかった。話すよ…｣
楽はその言葉をきいて天の胸ぐらを放した
陸の部屋にいたマネージャーといおりがきた。
一｢今は、安定して眠っています。七瀬さんに使っていたのは吸入器ですよね？九条さん。｣
ナ｢いまからその事についてハナシテモライマース。｣
マ｢とりあえず皆さん、座りましょう…｣
天｢陸は呼吸器系の病気をもってる。だから、激しい運動は 長時間できない。他にもストレスだったり、ホコリ、気圧のちょっとした変化でも発作がおきる。だから、陸は小さい頃はほぼ病院で過ごしてきた。家に帰ってきても、すぐ、病院にいってしまうことが、多かった。命にも関わって…いつかいなくなるかもって怖かった…｣
ソファーに座って前で軽く拳を握りうつむいて天はいった。
マ｢…だから、やめてほしいのですか…？｣
環｢それより、なんでてんてんがそんなことしってんの？｣
天｢……やめて、その呼び方…僕と陸は双子なんだよ。正真正銘の血の繋がった兄弟。｣
龍｢え！？！？そうなの!？｣
三｢え、でも名字…芸名だったのか？｣
天｢違う…本名だよ。僕は昔、陸を…家族を置いて家をでたんだよ。｣
壮｢どうして…ですか…｣
天｢両親の経営してた小さなショークラブの景気が悪くなっちゃって…借金を肩代わりしてくれたのが九条さんなんだ。僕はその時から九条になったんだよ。七瀬を捨てたんだ。｣
楽以外は驚いていた。そんな過去のがあったのかと瞳が曇っていた。楽にいたってはただ横座っている天をまっすぐみていた。
陸｢…なんで、九条さんのとこにいったんだよ!！家族で助け合えばよかったじゃん！なんで、捨てたの…？｣
全｢！！！？？？？｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
自分のイメージカラーのめだつ部屋が目にはいった。あぁ、僕気絶したんだって瞬時に理解した。今回は軽めの発作だったから、すぐに大丈夫になった。いつもだったらパパや楽にぃにそれでも寝てろっていわれるけど、自分のことだからわかる。大丈夫だって。もぅ、あの二人はほんと過保護なんだから……
話し声が聞こえてくる…？ガチャっ自分の部屋をでて声の聞こえてくるリビングに向かった
天｢ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ七瀬を捨てたんだ。｣
陸｢なんで、九条さんのとこにいったんだよ!！家族で助け合えばよかったじゃん！なんで、捨てたの…？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あか | 作成日時：2022年12月3日 21時
