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天にぃがいなくなって一週間…
ストレスで入院することになった…窮屈だな…
看「陸くん… お散歩してきたらどうかな…ほら、今日はいい
天気だし、少しぐらいなら大丈夫よ」
何もかもにちからが入らない
13年間 ずっと過ごしてきてお互いに必要としている
そう思っていたのに
天にぃは違ったのかもしれない
ずっと俺から解放されたかったのかもしれない
俺は…一方的に天にぃを求めてたのかもしれない
看「……ｯほら、いってらっしゃい
中庭には先生方もいるから大丈夫よ」
陸「…」
外…
空気が気持ちいな
ブワッ
陸「…あれ…おかしいなどして」
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
涙がこみあげてくる
ねぇ、いつ帰ってきてくれるの
声聞きたいよ
会いたいよ
ただいまごめんね
っていってよ
陸「♪〜♪〜〜🎶」
いつも天にぃが歌ってくれてたやつ
落ち着く……
？「綺麗な歌声だな」
ﾋﾞｸｯ
？「泣きながら歌うとは…ﾌｯ それじゃぁ、そのポップスな
歌にはあわない」
陸「……えっと………」
？「あぁ 俺はこういうものだ」
陸「八乙女宗助… 八乙女事務所？」
宗「あぁ知っているか？」
陸「いいえ……」
九条…も事務所とか開いてるのかな
そういう情報に疎いかわかんないや
天にぃもその事務所にいるのかな
九条『君はゼロをこえれる』
伝説のアイドルゼロ
陸「…あのっこの事務所はアイドル育成とか…」
宗「もちろんしているが…」
天にぃ…将来アイドルになるんだよな
あえるかな
でも、やっぱり 専門的な練習がいるよな
でも、…うちにそんな金の余裕は…
宗「……なにかあったのか」
俺は家族のこと
兄のこと
いなくなったことを話した
宗「そうか…
なら、うちの養子にならないか」
陸「へっ？」
宗「君の兄も養子になったのだろう？
それなら君もなればいい それに、そうすれば家族
となるんだから金に困らないぞ」
養子 …
あいつみたいに…
家族を裏切ったあいつのように…
宗「返事は急がない 一週間後またここで」
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作者名：あか | 作成日時：2022年12月3日 21時
