＊１０ side A ページ10
「ぱぱ。かみちょーだい。」
篤「紙？」
「うん、かわいいの。」
篤「可愛いの？
これでいい？」
近くにあった、メモ帳を渡したんだけど
「やだ。」
篤「どこにあるかわかんないから、A帰ってきてからにしなよ。」
「いまなの！」
篤「じゃあ、Aに電話しなよ。
可愛いの買ってきてって。」
「やだ！！」
何をする気なんだか、俺にはさっぱりわからない
Aは、さっき碧と買い物に出かけたしなー
適当にガサガサ探してたら、ピンクの紙が出てきて
なんとかそれで納得してくれたお姫様。
でも、何する気なんだろう。
「ぱぱ。きて。」
リビングのテーブルに、お気に入りのピンクのキラキラのペン
ふたを外して握りしめてる。
篤「何するの？」
「あのね。ままに、おてがみかくの。」
お手紙…？
「あのね、ままにごめんねって。」
あぁ。昨日の事気にしてるのか？
篤「陽向。ママもう怒ってないよ？」
「まま、ひなちゃんきらいになっちゃうもん…。」
篤「ならないよ(笑)」
「ままに、おてがみかくの！！！！」
篤「わかったわかった。」
目が本気過ぎて、びっくりした
こんな真剣な目するんだなーって。
ソファに座ったら、下に座れって怒られて
なんだよ、Aにそっくりじゃん。
「ぱぱも、いっしょにして？」
ぎゅっと握ったペン
小さな手の上から一緒持った
口が尖ってますよ、お姫様(笑)
篤「なんて書くの？」
「ごめんねって。」
んー、それ喜ぶかなー
篤「あっ！陽向。
ごめんねじゃなくて、大好きって書いてあげな。」
「ひなちゃん、まま、すきだもん。」
篤「じゃあ、パパが大好きって書いていい？」
「だーめー！！！！
ぱぱは、だめでーす。
ねぇ！ぱぱ、はーやーくー」
なんでだよ
篤「ごめんねって書くんでしょ？」
「ちがう。まま、だいすきってかく。」
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さっちゃん(プロフ) - キュンキュンします(^_^) (2019年9月15日 8時) (
レス) id: 564178b81b (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 更新待ってました！また、ひなちゃんと篤人パパが見れてよかったです！ (2017年8月8日 21時) (レス) id: 3b5b3738da (このIDを非表示/違反報告)
晴陽(プロフ) - コメント失礼します。この作品は今後更新されることはありませんか？ (2017年5月19日 23時) (レス) id: 0971302c88 (このIDを非表示/違反報告)
mamico(プロフ) - 彩花さん» すいません。チェック外すの忘れてしまいました。ご指摘ありがとうございます。 (2016年9月2日 21時) (レス) id: 7e02c2663d (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - 名前だけでも何かから借りているのならオリフラ外した方がいいですよ。 (2016年9月2日 20時) (携帯から) (レス) id: ed11f34a4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamico | 作成日時：2016年9月2日 14時
