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「あの馬鹿でけェ奴ァ何だ」
静まる場に、ふとゾロが呟いた。
そう巨人の事だ。
「切っても起き上がってくる。時間稼いで逃げるしか無かったアレは何だ」
「巨人だよ。人間を捕食する人類の敵だ」
「…だからあの壁で守っているのね」
「あぁ。だから人類を守る為。巨人を絶滅させる為にも、彼女が必要なんだ」
再び静まる場。
この国の内情、倒せなかった悔しさ
それぞれ思う事はあるが、選択権はルフィでありローなのだ。
「決めた！俺はAを信じる」
「「！！！」」
「この国の事はよく分かんねェけど、Aがやりたいようにする」
麦わらの一味船長はそう決断した。
ではハートの海賊団船長は？
「俺はこいつらに肩入れするつもりはねェ。おい、こいつの部屋は何処だ」
「なっ！？まだ話は…！」
「いいオルオ。ペトラ、案内してあげて」
「あ、はい！」
ローは一方的にい放つとその場を立つ。
残されたのは麦わらの一味と
「エルド、お前らももういい。休め」
「「は、はい…」」
調査兵団幹部のみ。
「はぁ〜怖かったぁ。まるで昔のリヴァイを相手してるみたいだったよ」
「俺はあそこまでクソガキじゃねぇ」
ソファに項垂れるハンジを足蹴りするその様子に、緊張感はどこへやら。
「ねぇ、ルフィくん…だっけ？彼はいつもあぁなの？」
「トラ男か？良い奴だぞ？すっげぇ強いしな！」
「…どうでもいい」
「本音は違うだろ？彼はAの何なんだい？」
これまでリヴァイはずっと口を結んでいたが、彼の放つ不機嫌オーラはだだ漏れていた。
唯一気付いてないのはルフィくらいだろう。
「仲間だ！」
この通り。
「ふふ、違いないわ。けどそうね…あの子達の関係は私達にも分からないの。ごめんなさいね」
言葉に表せない結び付きが二人にはある、とロビンは言う。
「……あのクソガキがローか」
「あら、知ってるの？」
リヴァイは彼女を見付けた時の事を思い出していた。
朧気な意識で誰かと間違えていた、その相手があいつだったのか。
夜更けに思い出していた奴も…
「トラファルガー・ロー。死の外科医って呼ばれているわ」
「外科医？彼も医者なのか？」
「えぇ」
ふむ、と考え込むエルヴィン。
物騒な呼ばれだが、もしそんな彼が味方に着けば…
願わくば彼女によっていい方向に向かえばと期待を抱かずにはいられない。
それぞれが思う事がある中、段々と日が落ちていく。
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こまめ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！オチについてですが、ローかリヴァイ何方になるか現段階では決まっていません。アンケートで決めたり、分岐で何方も書く方法も考えてはいますが未定となっています。曖昧で申し訳ないですが、今後の展開を見守って頂けたら幸いです！ (2022年11月21日 11時) (
レス) id: 22f8f2f7cb (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？続き頑張ってください。応援してます。 (2022年11月21日 9時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
こまめ(プロフ) - マカロンさん» 閲覧して頂きありがとうございます！亀更新過ぎて申し訳ないですが、今後ともよろしくお願いします(^^) (2022年4月29日 15時) (レス) id: 22f8f2f7cb (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - すごく面白いです！！ (2022年4月28日 16時) (レス) @page46 id: ca5fd49002 (このIDを非表示/違反報告)
こまめ(プロフ) - 聖羅さん» お待たせしてすみません！1ページではありますが更新させて頂きました。続きも早めに更新出来るよう頑張りますので、もう少々お待ち下さい。 (2021年7月7日 21時) (レス) id: 22f8f2f7cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまめ | 作成日時：2020年8月27日 1時
