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木々の間を結構なスピードですり抜けていく姿を必死に追うAは以前教えて貰った事を思い出した。
「…自由の翼」
背中に描かれているソレがまるで翼のようで
飛んでいるように見える。
その姿にAは目が離せない。
すると、あっという間に小さくなった影に、雰囲気をぶち壊すようにハンジが慌て始めた。
「遠慮無し！？そんな予感してたけどさぁ、見せたいのに意味無いじゃんか！！」
「だったら、追えばいいんじゃないですか？」
「……え？」
さらっと言ってのけるAだが、生憎ハンジは丸腰だ。
どうやってあの速さを追うと言うのか。
「リヴァイさんを追えばいいんですよね？」
「う、うん。そうなんだけど…」
「分かりました、行ってきます！」
「ちょ、何言って…ぇぇぇえー！！？」
Aは地面を蹴ると軽々と木に着地し、そのままリヴァイが向かった方向へ木々を飛び移って行く。
「身体能力どうなってんのぉ！？人間業じゃねぇえ！！すげぇぇ！！」
とかなんとか遠く聞こえるが今は放っておく事にした。
だって、もっと見ていたいから。
そんなAが追って来ている事など知らないリヴァイは、ある程度まで来て立ち止まった。
立体機動を教えるという事がどういう事か…
次の壁外調査に彼女を参加させる気だろう。
あんな能力を宝の持ち腐れのままなんて事、エルヴィンはしない。
その時、自分は彼女を守れるのか。
また失うのではないか。
そんな事をぐるぐる考えていたら遠く来過ぎたのだ。
「…戻るか」
余計なことを考えるなんてらしくない。
この場に他の奴らがいたら示しがつかないだろうに。
己を嘲笑うかのように鼻を鳴らすと来た道を戻る。
それは、2度目のアンカーを放った時だった。
「…ぅわっ！？」
「っ！！？」
Aの目の前に鋭い何かが飛んできた。
咄嗟に交わすも木の上という足場の悪い所故に体制を崩してしまう。
やばい、落ちるっ！
体制を立て直しさなければと思った直後、Aの身体を浮遊感が襲った。
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こまめ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！オチについてですが、ローかリヴァイ何方になるか現段階では決まっていません。アンケートで決めたり、分岐で何方も書く方法も考えてはいますが未定となっています。曖昧で申し訳ないですが、今後の展開を見守って頂けたら幸いです！ (2022年11月21日 11時) (
レス) id: 22f8f2f7cb (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？続き頑張ってください。応援してます。 (2022年11月21日 9時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
こまめ(プロフ) - マカロンさん» 閲覧して頂きありがとうございます！亀更新過ぎて申し訳ないですが、今後ともよろしくお願いします(^^) (2022年4月29日 15時) (レス) id: 22f8f2f7cb (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - すごく面白いです！！ (2022年4月28日 16時) (レス) @page46 id: ca5fd49002 (このIDを非表示/違反報告)
こまめ(プロフ) - 聖羅さん» お待たせしてすみません！1ページではありますが更新させて頂きました。続きも早めに更新出来るよう頑張りますので、もう少々お待ち下さい。 (2021年7月7日 21時) (レス) id: 22f8f2f7cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまめ | 作成日時：2020年8月27日 1時
