イヘチャンが報われる話 (ページ2)

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2.【HC】世界で1番好きな人ページ2

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俺には小さい頃から大好きな人がいる。
…小さい頃というか、もはや母さんのお腹の中にいる時(?)から、物心ついた時には既に1番大切な存在だった。
妹や弟ができても、大好きなヒョンや親友ができても、常に俺の1番は"あいつ"なんだ。

RJ「…ドンヒョガ〜……おい、聞いてんの？どうしたのお前…」

そう言って俺より少し低い位置から小鳥の囀りのような…世界で1番愛おしい声が聞こえる

その表情は眉間にシワがよっていて、とてもじゃないけど笑顔とは言えない。

…それでも…

HC「…아아～～!!!런지나～～!왤케 귀엽지?오늘 또..?(ああ〜ロンジナ〜!今日もまた何でこんなに可愛いの?!)(˃̶͈̀Ⱉ˂̶͈́)💕︎」

RJ「うげぇぇっ」

俺がいつもの様に抱きつくと、ロンジュニもまた
いつものように心底嫌そうな顔で俺の腕から抜け出そうとする。

…かわいいんだよなぁ、これが。

小学生まではそれこそ、俺もまだ小柄で小さかったから背丈も同じくらいだったが
中学に上がるとぐんぐん背が伸びた俺に対して、性格と同じように、コツコツと身長が伸びるタイプのロンジュニとでは、今では身長差がそこそこある。

そう、俺の腕にすっぽりとおさまるこのサイズ感、、

HC「…하,,런쥔아..진짜 사랑해..(は…ロンジュナ…本当に愛してる..)」

おいおいおいおい、気持ち悪いから離れろって
！！！

…ロンジュンは俺がいくら愛を囁いても(?)全く受けとめてくれない。
流石の俺でもこんな拒否られたら傷つくわ…

そんな俺の気持ちを察知したのか

RJ「…나도 널 사랑하니까..그만 놓아줘..제발..(…俺もお前を愛してるよ…だからもう放して…頼むから..)」

そう言ってツンツンな言葉とは裏腹に、俺の背中をとんとん、と優しく叩くロンジュナ

HC「うわぁぁぁん！ロンジュナ俺を愛してるって？！あっさぁ〜⤴️」

と、ロンジュニのこのたった一言で一気にテンションがぶち上がった俺は

背後から来る天敵の存在に気づいていなかった。。。