episode 30 ページ32
望side
望「Aは…
ほんまにそれでええの…？」
A『小瀧さん…？どういう事なん…？』
俺は、Aの考えを聞いて、驚いた。
それは…
『みんなに…
私が今まで行った思い出の場所に連れてって欲しいの。
辛かった事のある場所でも…そうして欲しいの。』
Aは、ほんまにそれでええんかな？
辛い思いをするのは怖いんちゃうの？
無理してまで俺の記憶を取り戻すん？
自問自答するばかりだった…。
でも、Aが苦しむのは嫌だ。
だったら俺が苦しんだほうがええんちゃうか？
また振り出しに戻った思い。
でも、俺はAの記憶を取り戻すって決めたから…
望「A、もう1回確認するけど、覚悟は出来てるんやな？」
A『うん』
望「じゃあ、連れてくわ。思い出の場所に」
A『ありがとうっ』
望「退院はいつ？」
A『確か…3日後やね。
でも、1年歩いてないから、筋肉落ちて歩けない…だからリハビリしないとあかんのよ』
淳太「それなら心配いらんで。
退院後は車いすでなんとか行こ。
ほんで、リハビリも両立する。
3日後は俺たち、なんとか全員予定空けたから、みんなで思い出の場所に行こう」
照史「さすがやな！！」
淳太「(*｀ω´*)ﾄﾞﾔｯ」
神山「じゃあ、それ以外の日は、予定空いてるメンバーが連れてくでええよな？」
�霤帖峪神�〜」
A『みんな、ありがとうっ』
そして、3日後、俺たちはAを
デビュー会見をした、あべのハル☆スに連れて行くことにした。
少しでもAに記憶が戻るように
願いを込めて…
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作者名：miyumin | 作成日時：2018年2月18日 9時
