目標34話 ページ36
それは一瞬で、ストンッと地面に自分では無い誰かの足が着く音が聞こえてきた
ゆっくりと目を開けると、そこにはハイパー化し額に大空の炎が灯っているツナの顔が近くにあった
A(あ･･･オレ、助け･･･られた、のか)
姫抱きをされたまま、驚いた様に目を見開くAに、ツナは小さな声で「よかった」と言った
超ツナ「･･･後はオレに任せてくれ」
A「...はい」
降ろされたAは、初めて聞くツナの低い声に驚きながらも ゆっくりとツナから離れた
一方太猿は、攻撃を避けたツナに少し驚きながらも「大空の炎とは、なかなかのレアだぞ小僧」と言いながら見下ろす
ツナは無駄に口を開くことも無く、炎を逆噴射させ空中にいる太猿をめがけて飛ぶ
太猿「はっ！来るかよ！！！」
太猿は鎌を思い切り振り嵐の炎を飛ばす
それがツナにぶつかったのか、灰色の煙が周りに広がるのを見て、京子が「ツナ君！！」と叫ぶ
超ツナ(･･･大丈夫)
･･･煙が消えると、ツナは何事も無かったかのように平然とした顔で太猿にめがけて飛ぶ
太猿「クソ！！ハエかコイツはッ！！」
A(零地点突破・改で相手のエネルギーをとったお陰で加速している･･･)
すばしっこく周りをうろちょろと飛び回るツナが、自分の後ろへと移動したその時
太猿はツナを見てニヤリとと笑い、リングから嵐の炎を出し、腰についている匣に炎を注入した
太猿「へでもくらいな」
超ツナ「ッ！！！」
太猿の背中から突然と出てきた黒い針に自分の胸元を貫かれたツナは、そのまま地面に倒れおちる
京子「あっ！」
A「ボンゴレっ！！」
太猿(ボンゴレ･･･ハッ、そういえば･･･)
倒れてしまったツナを心配しそう叫ぶと、太猿は「ボンゴレの10代目もグローブに炎を灯したそうだな」と大きな独り言を言った
そんなの今のA達にはどうでもよかった
太猿の言葉を無視し、倒れ込んでいるツナにAが駆け寄ろうとしたその時
超ツナ「･･･来るな･･･ッ」
A「ッ！」
その声にピタリと止まったAと、離れて見守る京子に、ツナはゆっくりと起き上がりながら「大丈夫」と言う
そして･･･
超ツナ「君は･･･君達は、守ってみせる･･･
──オレの 命にかえても･･･ッ！！」
その時、首にかけていたツナの大空のリングが 炎を灯した───
続く (更新停止中)
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クロにゃんスリーピー(プロフ) - 凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！応援しています！！ (2021年5月15日 2時) (
レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜(プロフ) - 続きが凄く気になります！！！更新待ってます！！頑張ってください！応援しています！ (2019年8月28日 0時) (レス) id: 4180bbe458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじょー | 作成日時：2019年3月18日 5時
