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主人公side
ハイパーになったツナは、リボーンの言われた通りに大空の炎で空中から様子を見る。
その間に、リボーンはオレにリングの事について軽い説明をしてもらった。
リボ「...ってことだ。」
貴「...詰まり、オレはこの１つの欠けているリングを───
"完全なボンゴレリング"にするために、強くならなきゃいけないって事だよな。」
リボ「あぁ、呑み込みが早くて助かるゾ」
ニッと笑ってみせるリボーンに、オレもニッと笑ってみせた。
貴(まさか、リング戦の時にトリップするとわなぁ...。
だけど、此処で強くなれば未来編で皆の足を引っ張らなくて済む。だけどなぁ．．．。
誰に鍛えてもらおうか)
リボーンもコロネロも、ツナと了平の家庭教師だし。ラルも日本に居ないし、ディーノも雲雀の家庭教師...
...雲雀恭弥、かぁ。
戦闘マニアのあの人なら、多少の条件付きで付き合ってくれそうだけど...
貴(仕方ない、実戦で覚えよう。)
軽い溜息を零すと同じに、ツナが戻ってきた。
貴「おっ！！おかえり！
その様子だと何もなかったみたいだな。」
ニコッと微笑みながらツナを見ると、ツナは不思議そうな顔でオレを見つめていた。
スゥーと炎を消し、オレにゆっくり近づく。
ツナ「...Aさん、少しリングを見せてくれない?」
貴「え、いいけど…。」
戸惑いながらも、リングをはめている右手をツナの前に出した。リボーンもツナの肩に乗り、オレのリングをじっと見つめる。
貴(．．．もしかして、このリングが原因なのか？)
ツナ「んー...。」
リボ「なんもねぇな...。」
ツナ「...うん。」
これ、いつまで続くんだろう....。
続く (更新停止中)
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作者名：アツナ | 作成日時：2018年1月1日 5時
