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主人公side
此方に向かって来るリボーンと沢田綱吉に戸惑うオレ。
ツナ「良かった！！
オレが此処を通った時、まるで死んだように寝てるものだから焦ったよ！！」
リボ「無事で何よりだゾ」
貴(まぁ、一応死んだ...しな。)
成るべく匣に気付かれないように、オレはお気に入りのパーカーの裾を伸ばした。
貴「．．．な、なんか悪いな。」
ツナ「い、いやいや！！オレも勘違いしてごめん！！」
互いに謝りながら、気まずい空気を飲み込む。
すると。
リボ「おいツナ、何時までこうしてるつもりだ？
早く持ち主を探すぞ。」
貴「...？何か探してるんですか？良ければ手伝いますよ。」
このまま何もしないで別れたら、きっとオレはこの人達にとってモブになってしまう。
貴(それに好きなキャラクターが困ってるのに助けないなんてできない。)
ツナ「え！？わ、悪いよ！！」
リボ「いや、此処は手伝って貰おう」
ツナ「おいリボーン！！」
いつもの様にツナが否定して、リボーンがツナの意見に否定する。そしてツナがそれにつっこむ。
オレはその漫才を見ながら、服に付いた草やホコリをはらった。
リボ「実はこの３つの指輪の持ち主を探してんだ。」
そう言いながら、リボーンはスーツのポケットから３つの"ボンゴレリング"を出てきた。
出した瞬間に、そのボンゴレリングは光り出す。
2人「！！！」
貴(リングが、浮いてる...)
独りでに浮かび上がったボンゴレリングに、オレだけがゆっくりと近づく。
貴(きっとこれは、オレのリングだ。)
リボ(こいつが....
───もう1人の大空、そしてボンゴレの守り神、なのか？)
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作者名：アツナ | 作成日時：2018年1月1日 5時
