暗雲 ページ16
目黒side
それから俺はリハビリに。2人も手伝ってくれて歩行の練習をしてる。だいぶ筋力も戻ってきて、手摺をつかえば引きづりながらだけどだいぶ早く歩けるようになってきた。
宮舘『目黒、凄いね。』
佐久間『ふふ、めめは努力の人だもん。』
目黒『なんか、照れます(笑)』
そんな会話をしたりして、今日のリハビリは終了。
3人で俺のペースに合わせてくれながら部屋に戻る。
目黒『はぁ、疲れた。』
宮舘『お疲れ様。
さっき冷えたの買ってきたから飲む?』
目黒『やった!ありがとうございます!』
佐久間『りょーた!佐久間さんもほしい!』
宮舘『あ、ごめん。忘れてた...』
佐久間『えぇ?!酷い!』
宮舘『うそだよ(笑)あるよ。』
目黒『ははっ!佐久間くん遊ばれてるじゃん(笑)』
部屋につくと、ちょうど岩本くんもきていた。
岩本『お疲れ様。』
佐久間『ひーかーるー!!ただいま!』
岩本『ははっ!おかえり。』
ふふ、懐かしいなこの光景。
岩本くん、佐久間くんがいるだけで本当幸せそう。
宮舘『照も大介も、嬉しそうだね。』
隣にいた舘さんも、同じ事考えていたみたい。
目黒『ですよね(笑) あの二人、なんでか一緒にいるとお互い楽しそうだしこっちまで笑顔になっちゃいます。』
宮舘『なんか、わかる気がする。』
目黒『...舘さんは前も今も皆を見る目が変わらないです。一人一人をよく見て考えられてる所とか。』
宮舘『そう、なんだ。』
目黒『うん。そういう舘さんだからこそ、皆も大好きなんだと思います。』
宮舘『...///。目黒って、なんでもどストレートにいうよね。恥ずかしいよ。』
目黒『あははっ!すみません、バカだからそういうの苦手なんすよ。直接言った方が伝わるし!(笑)』
そんな会話もしていたら、いつの間にか帰る時間になっていた。
目黒『外まで見送りします。』
宮舘『いいよ、大丈夫だから。あまり頑張りすぎるのも良くないよ?』
目黒『行かせてください。帰りが心配なので車椅子にはします。』
佐久間『涼太〜!めめ頑固だから聞かないよ!(笑)』
岩本『なんかあったら看護師さんもいるし。大丈夫だよ。』
岩本くんと佐久間くんに促され渋々頷いてくれた舘さん。あまり顔は納得していなかったけれど。
そして、岩本くんの車が止めてある駐車場の方まで3人を見送りに歩き出した。
1668人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - ともみさん» こちらこそ、素敵なメッセージありがとうございます! (2022年5月28日 13時) (レス) id: 9dd6c9cdd9 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 涙が止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page33 id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ! (2021年10月17日 21時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます!訂正します! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません、更新された最後のページで、分かり切っただと思いますよ! (2021年10月16日 2時) (レス) @page25 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん | 作成日時:2021年6月16日 1時