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翔太『んだよそれ。』
涼太『え？』
翔太『お前自身で聞いてやれよ。偽りの人間だから話して貰えたって、お前本当に嬉しかったか？？』
涼太『それは...』
翔太『逃げてんのと一緒だろ。ちゃんと、宮舘涼太として話を聞いてやらなきゃ意味ねぇだろ。お前らしくねぇな。』
翔太から言われた言葉は、俺の心にグサッと刺さった。
多分どこかしら図星な部分はあったから。
翔太『全部を否定する訳じゃないけど。バーテンの勉強はお前の自由だ。滝沢くんが許可してんなら文句はいわない。
でもお前自身じゃない人間で相談や話をきいてそれに対して返事して満足してんなら、それは間違いだと思う。口下手だろうがなんだろうが、その気持ちは宮舘涼太から伝えねぇと。メンバーなんだからちゃんと言いあえなきゃ成長出来ねぇよ。』
翔太のこういう所は本当に凄い。そして何よりもそういう翔太に俺は何度も救われてきた。
言葉足らずな俺への的確なツッコみやサポートはいまもたくさんしてもらってる。
涼太『...そうだね。
うん、確かにちょっと勘違いしてたかもしれない。』
翔太『ん、ちゃんと皆に言えよ。』
涼太『翔太...ありがとう。』
翔太『やっぱ、そのまんまのお前のがいい。作ったキャラクターなんかより、俺は宮舘涼太のが好きだ。』
涼太『ふふ、じゃあちょっとまってて。
お礼に1杯奢るね。』
翔太『なぁ、なんか飯も。みんな食ってんだろ。狡い。』
やっと笑顔になった翔太にも、俺からの気持ちを伝えたい。これは宮島からじゃなくて、宮舘涼太からの気持ち。
涼太｢おまたせしました。
エメラルド・ミストでございます。｣
翔太『お、さんきゅ。って涼太も飲むの？』
涼太『たまにはいいじゃん。付き合ってよ。』
翔太『ん。 じゃあ乾杯』
グラスがコツンとなって、翔太と久しぶりのお酒を交わした。
翔太はすごい。何事にも手を抜かず、未来(さき)を見て進化する為に努力を惜しまず挑戦をつづける。
そんな翔太を俺は尊敬している。でもその言葉は言わない。だって翔太は言わなくても俺の事はなんでも分かってるだろうから。
翔太に捧げるカクテルはこれ、
エメラルド・ミスト
《エメラルド・ミスト
(未来の自分へ挑戦するチャレンジャー)》end
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雪だるま - すごくいいお話でした！ありがとうございました！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 3a7aa48f5c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - (名前)ミオさん» こちらこそコメントありがとうございます！！ (2021年4月5日 18時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - とっても素敵なお話をごちそうさまでした (*^▽^*) (2021年4月5日 18時) (レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ピクミンさん» ありがとうございます！ 嬉しすぎるお言葉頂けて胸がいっぱいです！これからも頑張ります！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - みなみさん» コメントありがとうございます！まだ決めていなかったので候補にさせて頂きますね！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年2月28日 0時
