シンガポール・スリング ページ30
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今日は皆に俺があのバーテンダーだとバラす日。
少し前に、皆に話したい事があるから次の食事会は
俺の家でしない？って提案した。
みんなもびっくりしてたけど、佐久間がアシストしてくれて『やったー！りょーたの飯だー！！』って上手く流してくれた。
その日はそのまま仕事になり
撮影の合間の時間に携帯をみてた翔太の元へ。
涼太『翔太。』
翔太『ん？舘さんどうした？』
涼太『次の時に、皆に話すよ。』
翔太『ん。了解。』
それだけを伝え戻ろうとした時、近くにいたラウールがこちらへきた。
ラウール『だてさん！』
涼太『ラウールどうしたの？』
ラウール『んふふ、さっきのもしかしたらあの約束のかなーって！』
まったく、うちの最年少の勘は恐ろしいな。
涼太『流石ラウールだね。大正解。
あと、ちゃんと皆に言うことにしたよ。今まで言わないでくれてありがとう。』
そういって頭を撫でると恥ずかしそうだけどニコッて笑ってくれた。俺らのやり取りを目の前で見ていた翔太は
翔太『え？ラウ、知ってたの？』
ラウール『ってことは、やっぱり翔太くんきっかけ？』
涼太『そう、見抜かれちゃったよ。』
ラウール『うわ、阿部ちゃんが喜びそう(笑)』
翔太『置いてくなって！なんでラウが？』
ラウール『まぁ元はと言えばしょっぴーとふっかのせいだね。』
翔太『俺ら？』
ラウール『話してたでしょ？最初にお店言った頃。』
翔太『あ、確かに...。』
ラウール『アレで気になって舘さんに聞いちゃったの。』
涼太『ふふ、びっくりしたなあの時は。
あ、ラウール。ご飯だけど唐揚げと何が食べたい？せっかくだからできる限りフルコースで用意するよ。デザートも考えといて？』
ラウール『えぇ！迷っちゃうなぁ...。
んーとね、あと、お寿司...？(笑)っていっても手巻き寿司みたいな？デザートはパンナコッタがいい！舘さん手作りの！』
涼太『じゃあ下準備だけして皆ですきなの巻く形でいいかな？ふふ、わかった。あとは俺のおまかせでいい？』
ラウール『うん！楽しみにしてる！』
そんな話をして、その日の仕事は終わった。
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雪だるま - すごくいいお話でした！ありがとうございました！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 3a7aa48f5c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - (名前)ミオさん» こちらこそコメントありがとうございます！！ (2021年4月5日 18時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - とっても素敵なお話をごちそうさまでした (*^▽^*) (2021年4月5日 18時) (レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ピクミンさん» ありがとうございます！ 嬉しすぎるお言葉頂けて胸がいっぱいです！これからも頑張ります！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - みなみさん» コメントありがとうございます！まだ決めていなかったので候補にさせて頂きますね！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年2月28日 0時
