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北斗side
吐くので相当体力を消費したのか、舘さんはあの後電池が切れたように寝てしまった。
換気してくれてたから寒くならないように布団に体を入れて上げる。
北斗『頑張ったね、舘さん。』
いつもカッコ良い姿しか見せてくれない舘さんの少し幼い顔を眺めながら頭を撫でる。
涼太「...んん...ほくとぉ...？」
北斗『あ、ごめんなさい。起きちゃいました？』
涼太「ふふ、ほくとぉ...。」
頭を撫でたので、目を覚ました舘さんの目はうるうるとしていて、喋り方もなんだか幼い。
北斗『もしかして...あの時の...？』
涼太「...ほくとぉ、ぎゅってして？」
寂しいのか心細いのか、そう言って俺に向かって手を広げる。まるで、本当に幼い子供みたい。
普段かっこよくて大人で弱い姿を見せない舘さんのそんな部分を俺にもみせてくれるのがなんだか嬉しくて迷わず抱きしめた。
確か、名前で呼んであげるんだよね。
北斗『涼太くん、ほらこれで寂しくないでしょ？』
涼太「ふふ、うん。ほくと、あったかい。」
しばらく抱きしめてあげたあと、寒くならないように布団に一緒に寝転がる。目が合ったからまた、頭を撫でた。
北斗『涼太くんは、1人じゃないからね？
俺がいるから、いつでも寂しくなったら俺を呼んでね。』
涼太「うん..。ほくともだよ？、つらいときは、おれのこと、よんでね？」
ふふ、なんてふんわりした笑顔でそういってくれる姿は、やっぱりどこかいつもの舘さんぽくて。
北斗『ありがとう。』
そう感謝を伝えながら何回かぽんぽんとリズム良く背中をたたくと、舘さんは再び眠りについた。
もう充分、助けられてきたんだよ。だからこれからは、もっと俺にも舘さんを助けさせて。
舘さんは自分が皆を支えたいタイプだってわかってるから、心配されすぎたり構われすぎると逆に疲れちゃいそうだから。
SnowManだって、SixTONESだってみんな舘さんをすきだからみんな支えようとするだろうけど。
俺にだけでも、もっと弱音や不安話して？
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リクエストありがとうございました！
ご期待に添えていたら幸いです！
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
