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涼太side
和也『目黒が連絡してきたんだよ。お前がまた体調悪いの隠してる。でもメンバーから言っても大丈夫って我慢しちゃうから俺から話してくれってさ。』
まさか、あの時の表情はこれの事か？
和也『目黒に怒んなよ。お前が頼らなさ過ぎるのが悪い。熱あるんだから朝から具合悪かったろ。』
亀梨くんにそう言われ、何も言い返せず取り繕えない事がわかると、だんだんと体調の悪さを再認識した。
涼太「すみません。」
和也『とりあえず、少し休め。なんか飲むか？』
涼太「いや、自分でやりま...」
和也『いいから。座ってろ。』
結局今日は亀梨くんの家でお世話になる事に。申し訳なさでいっぱいになって今後は具合が悪くなったら事前に断る。メンバーにも隠さずに話そうと思った。
涼太「....(眠い...いやでも流石に先に寝る訳には..)」
和也「眠いか？寝れるうちに寝とけよ。」
涼太「で、も...」
なんとか起きようとしたが、亀梨くんの優しい声と安心する香りでいつの間にか眠ってしまった。
.
和也side
和也『やっと寝たか。ったく普段は器用なのに自分のことになると本当に不器用だな..。』
宮舘は真面目で何でも器用にこなしてしまう奴。だからこそ周りの期待も大きく色々なことを任される。
それに答えようと自分を犠牲にする事が多い。我慢強い性格もあって無理をしてまで頑張ろうとするから心配ではあった。だからこそいつか言おうと思っていたので目黒からの連絡は丁度よかった。
涼太「...んん、ふふ..。」
和也『お前はもっとみんなに頼れよ。
んで、全員で支え合ってもっと高みに登ってこい。』
聞こえてないであろう本人に向かってそう伝え頭を撫でてやると、なんだか嬉しそうだった。
和也『あ、』
ふと忘れる前に連絡をと携帯を開く。
蓮【お疲れ様です。】
和也『あいつ、やっぱり熱あった。高かったから泊まらせたわ。』
蓮【え、俺迎えいきますよ。看病はします。】
和也『別にいい。ちゃんと言い聞かせたから。反省してたよ。』
蓮【ありがとうございます。流石亀梨くんです。
ご迷惑おかけしてすみません。】
和也『お前も体調には気をつけろよ。じゃあまたな。』
.
和也「いい仲間と出会ったな。大切にしろよ。」
気持ちよさそうに眠る宮舘に毛布をかけ直し、
俺も自分のベッドで眠りについた。
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リクエストありがとうございました。ご期待に添えていたら幸いです。
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
