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涼太side
最近また寝不足気味で、怖いからなるべく寝ないようにと耐えていたけど気がついたら朝になってる事が増えていた。
直ぐに翔太にバレてしまい、強制的に俺の家に泊まりに来る事が決定した。どちらかと言うと寝る前までは俺がお世話してたのは言わないで置くけど。
今日は先に翔太と阿部と撮影で、その後ピンの撮影だった。睡眠時間取れるようにと順番を先にしてくれた2人に感謝しつつ、撮影が終わると体の力が抜けるかの様に意識がなくなった。
交代で待機してた阿部がいてくれて本当によかった。
それからはまた意識が曖昧で、ふわふわとしている。
阿部も翔太も撮影なのはわかってるけど、この状態の時は1人になるのがこわい。世界から1人取り残されたような感覚になるから。
普段なら一人の時間なんて当たり前だし、好きな方なのに、どうしても耐えられない。
涼太「しょうたっ..泣、ひとりに、しないでっ...泣」
冷静な頭とは裏腹に、泣きじゃくった俺は体力を消耗してソファに寝そべりまたウトウトしていきている。
翔太は誰かと話していた。
メンバーが来てくれたのかな、なんて思ってちょっとだけ顔をあげると、だんだんとこちらに近づいてきたのは大好きな亀梨くん。
涼太「ゆめ...？」
和也『ばーか。夢じゃねえよ。』
涼太「かめ、なしくん...。」
とうとう幻覚を見始めたかと思ったけど、隣にきて俺の頭をちょっとあげてソファに座ってから膝枕をしてくれた。
正常な俺ならば、1人で大丈夫ですから帰ってゆっくり休んでくださいってこんな迷惑をかけるわけないんだろうけれど、もちろんこの時の俺はそんな状態ではない。
和也『ったく、また無理したみたいじゃねえか。
頑張るのはいい事だけど、お前は頑張りすぎ。』
そういって頭をなでてくれる亀梨くんの手がすごく温かくて、嬉しかった。
涼太「だって、かめなしくんみたいに、もっとかっこよくなりたいから。」
和也『っはは(笑)お前、本当に俺の事好きだよな。』
涼太「ふふ、だいすきです。かめなしくんにひざまくらしてもらってるなんて、ゆめみたいです。」
和也『まぁ普段ならする訳ないからな。』
そしてこんなにしてもらってるにも関わらず、人肌恋しくなった俺の口からとんでもない言葉が飛び出した。
涼太「かめなしくん、ちょっとだけ、ぎゅってしちゃだめですか？」
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
