パーソナリティ始めました。 (ページ7)

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名前ページ7

それから数日、菅田さんの方から

菅田「飯食べに行きましょう！」

という、ありがたい誘いを受けて焼肉に行った。

『牛タンうまっ!!』

菅田「ほんと、うまそうに食べますね。」

『あの、菅田さん。私、菅田さんより年下なんですよ？菅田さんはタメ口でいいんです。』

菅田「あー、確かに。
じゃあタメ口にさしてもらうわ笑」

『はい、よろしくお願いします笑』

良かった、年下の私に菅田さんが敬語とか違和感だったから…

すると菅田さんがなにやら、いじわるな笑顔をした。

菅田「その変わり、俺のこと将暉って呼んでよ。」

『…へっ？』

菅田「だから、将暉って呼んで笑」

いやいや急に下の名前呼びは…

菅田「ダメ？」

と、上目遣いで聞いてくる菅田さん。いや顔面国宝に言われちゃうとダメとは言えないでしょ！

『ダメではないですけど…』

菅田「じゃあ、決まりやな！」

嬉しそうに喜ぶ姿を見てると、なんか菅田さんのペースになってる気がして…

『菅田さんも、私のこと呼び捨てにしてください』

菅田「…へっ？」

ちょっといじわるしてみた。黙る菅田さん。

『ほら、難しいでしょ？』

菅田「…A」

『…へっ？』

菅田「だから、A」

『…いやいや、下の名前ですか!?』

菅田「あっ、ダメ？」

『…いえ、ちょっと驚いたので…』

菅田「笑
ちょっと、俺の名前呼んでみて？」

ば、ばかにしてる…

『将暉くん、ばかにしないでください。』

菅田「おー、言えたやん。」

笑顔で私の頭を撫でる将暉くん。

やばい、人生で1番恥ずかしいかも…