パーソナリティ始めました。 (ページ31)

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(ショートシャンク)

『それから、天野くんは私と付き合うことになった…って早っ笑』

菅田「ふはっ笑
ちょっと赤井が出てる！」

『いや、だってなにがあったのよ、空白の時間に笑』

『えー、続けますね。
放課後、将暉くんじゃなかった、天野くんに呼ばれて、教室に残った。』

菅田「おい笑
えー、佐々木、好きだよ。」

『わ、私も！』

菅田「俺のどこが好き？」

『優しいでしょ、身長高いでしょ、イケメンだし！でも…』

菅田「でも、何？」

『いや、やっぱいいよ。』

菅田「ちゃんと言ってよ。」

『う、うん。えっと…』

菅田「大丈夫、言ってよ。」

『食べ方がすごく汚い。』

(ラジオ)

『いや、大事よ、食べ方は！』

菅田「確かに笑
てか、名前間違えたり、ツッコミしたりするなや笑」

『ごめん笑
なんか将暉くんが目の前にいたから…』

菅田「ははっ笑」

『えー、そろそろ終わりの時間になってきました。どうでしたか、将暉くん？』

菅田「そうですね、楽しかったし、Aの照れ顔も見れたので、満足です！」

『照れてないよー！』

菅田「ほんまか？この間みたいな顔してたやん。」

『はい、ではみなさん聞いてくれてありがとうございました！』

菅田「スルー笑
みんな、ありがとうございました！」

(ラジオ後)

私の家に将暉くんといます！

菅田「いや、楽しかった！」

『やっとコラボ出来たよ！ありがとう。』

菅田「Aと一緒に仕事できて、良かったわー」

お酒に弱い将暉くんだったので、ウーロン茶で乾杯。

『っていうか、最後の言葉、絶対なんか言われるよ。』

菅田「あー、俺がAにキスして恥ずかしがってた話に触れたやつ？」

『みなまで言うな笑』
菅田「ははっ笑」

菅田「じゃあ、俺帰るわ。」
『あっ、うん。』

私の反応を見て、将暉くんが顔を覗き込んできた。

菅田「何、一緒にいたいん？」

『いや、違うし！』

菅田「そうか？笑」

じゃあと言って帰ろうとする将暉くんの腕を掴む。

『下まで送る。』
将暉くんはふっ、て笑って私の頭に触れた。

私の家のマンションの下まで来るとちょっと寂しかったり…

菅田「もう、我慢しようと思ったのに。」

そう言って将暉くんは私を抱きしめる。

菅田「好き。」

胸が嬉しい、苦しさを感じた。

しばらくそうした後、気づくとカメラを持った男の人がいた。

男「すいません、週刊誌の者です。」

とうとう、撮られました！