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「いやぁ!!たすけてぇ!!」



「はいはい。」



病院で暴れる祐を抱えながら歩くAは、まるで誘拐犯のようだ。

Aも昔は病院嫌いだったから、遺伝したのかな。



「山下祐也くん、診察室1番にお入りください。」




「祐、行くよ。」



「やぁだぁー!!」



もう…周りからは見えてないけど、俺まで恥ずかしくなってくる。

先生も苦笑いしてるよ。

祐は診察室に入ってからずっと、Aにくっついて顔をあげない。




「えーっと、ジャングルジムから落ちちゃったのかな?
ちょっと見せてね。」



「だめぇ!」



「あ、やっちゃって下さい。」



祐は顔をあげて、信じられないという目でAを睨んだ。

Aも人の事となると容赦ないな笑



「あー、これ折れてそうだな。
レントゲン撮ってみよっか。
足の骨みたいから、ちょっとお写真撮ってきてね。」



祐は何を想像したのか、恐れおののいた顔になる。




「やだ!!やめて!!」




「祐、レントゲン全然痛くないよ?」




「うそ!!だって、足切って骨だすんてしょ!!」




どんなスプラッタだよ。

子供か考えることって、本当に面白い。




「大丈夫、そんなことしないよ。
魔法の機械を使うと、普通にお写真撮っても骨まで見えるの。」




「ほんと?」



「ほんとほんと。ほら、行くよ。」



Aに抱っこされ、今度はレントゲン室へ行った。

ゴツい機械だから、祐はまたビビってる。



「お母さんはこちらでお待ちください。」



「祐もこっちで待ってる!」



「いやいや、祐も待ってたら意味ないでしょ。」



「防護服あるので、お母さんも中に入りますか?」




「あ、はい。その方が良いですよね。分かりました。」




レントゲンもなんとか取り終え、再び診察室へ戻った。




「骨、折れてますね。
ここ、ポキっとなってるでしょう?」




お医者さんが指差したところは、素人目でも折れているのがはっきり分かった。




「ギプスをするので、極力ケガをした方の足は使わずに、安静にするようにしてください。」



「あんせーって?」



祐がAに聞く。



「静かに大人しくしてること。
先生が、しばらくはそうしててねって。」



「ムリ。祐、それ苦手だもん。」



即答かよ!!



「えー?でも、怪我しちゃった脚をいっぱい使っちゃったら、いっぱい痛いことしなきゃいけなくなるよ。」



先生の脅しに、再び泣き出した祐。

本当に、ちゃんと安静にしてられるのか不安だ。

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あかり - また更新楽しみにしてます (9月7日 21時) (レス) id: 8a688d2f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2019年1月27日 16時

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