腐った真実 ページ44
「何故、と言いたげな顔をしているな。理由は簡単、上層部は私達優秀なロイヤルガード候補をロイヤルガードにしないつもりだからだ。彼らがほしいのは上層部の言うことを大人しく聞く都合の良い兵隊。私達達は上層部の操り人形になる為だけにこの学園にいる。ロイヤルガードになればその生活も安定するだろう。豊かな暮らしを謳歌できる。しかしその甘い蜜を享受できるのはごく一部。その受け皿が多ければ多いほど取り分は減ってしまう。おまけに代替わりすればあっという間にその贅は受け取れなくなる。そういう私欲に満ちた者が今のロイヤルガードを腐敗させているのだ。」
「「……」」
「特進科は優秀な戦士を排出してきた。しかしながら最近は特進科出身の誰もが謎の戦士を遂げている。誰一人として今のロイヤルガードに特進科出身の者はいない。」
「なっ、そんな馬鹿な!どこでそんな情報手に入れた!?」
ランディアが声を荒らげた
無理もない、ワインの話しだしたことは今の体制への反逆
現ロイヤルガードにスパイ行為を行ったも同然の情報の数々
動揺するのが当然というものだ
しかしそれに臆することなくワインは続けた
「私の母上は王国科学者の長である。協力関係にあるロイヤルガードの内情を知らぬ訳がないだろう。それと同時に母上は人間と戦争をしていた頃からいる。戦争で多数の死傷者を出しほぼ新生したも同然の現ロイヤルガード団長とはどうも折り合いが悪いらしい。モンスターが生活する環境はここ地下世界だけとなり、内乱以外で争いなどないのに防衛費の底上げを常に要求しているらしい。おかしいだろう?」
「だ、確かに……もう民達へ物資や金銭が回っていてもおかしくない頃合いなのに皆貧しいままです。」
ステラがハッとした様子で言った
「先の情報はアリシアがアンダインの件で奔走している間母上との文通で得た情報だ。信憑性はかなり高いと思われる。」
「そんな……じ、じゃあ特進科の人達が殺されてるっていうのは?」
「あぁ、それは私の考察に過ぎん。」
「そうなの!?」
「だが可能性は高い。それに特進科出身の若い兵士は皆小隊を組まされ、反乱軍の鎮圧に向かって戦死している。ほぼ同じシチュエーションで全員がだぞ?おかしくはないか?さらに言えば階級のより低い兵士は全員無傷で生還している。本来争いになれば上官は最後に生き残る。下の兵士が守るからだ。それがないなどありえん。」
ワインの言葉に全員冷や汗をかきながら聞き入っていた
それを確認するとワインはここぞとばかりに、真意をつくように静かに言った
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シナモンよりバタスコ - お久しぶりです〜休校中でようやく暇ができたので来れました!アンダインをいじめやがったくそカスどもをどんな刑に処すのか楽しみです!(ドス黒い笑み) (2020年3月12日 15時) (レス) id: cfc30d1018 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - まう (元ヒロアカ好き)さん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2019年5月14日 15時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
まう (元ヒロアカ好き)(プロフ) - 続きめっちゃ楽しみにしてます!!!!!!更新頑張ってくださいです!!!!!! (2019年5月14日 10時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - ウルフォックスさん» はい!ありがとうございます?怯えたあの公式絵、ピオネールからつなぎ、そしてあのバトルボディと余裕!いったい何があったんだ社会の波怖ぇって感じです (2019年5月5日 23時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフォックス - 更新頑張って下さい!ヽ(・∀・)ノ AUに関してはそこまで詳しい知識は無いんですけど、ワイン様って今と昔で大分イメージが違うんですね〜。勉強になります! (2019年5月5日 22時) (レス) id: 7504809da4 (このIDを非表示/違反報告)
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