隠されしダークマター(ワインside) ページ11
「「ゼェ…ゼェ…」」
あれから様々な事とがあった
チリソースをかけようとしたりするアリシアをとめ
火柱と言わんばかりに火力をあげようとするのを止め
謎の液体や薬草を入れようとしたときなど危機一髪だった
まぁ何はともあれ無事食せる食べ物ができあがった
「よし!完成したぞ!二人とも手伝ってくれてありがとう!」
「それは…なによりだ…」
「うん…」
くたくたの私達にアリシアは笑顔で礼を言った
その笑顔で安心する
よかった、悲しんでいない
それすなわち料理下手を自覚していないので今後同じ事が多発するがまぁいい
全てはアリシアの笑顔のためだ
「よし、じゃあ早速食べるとしよう!きっとおいしいぞ!何せ私とワイン達で作ったのだからな!」
「そうだね。」
「では、いただくとしようか。」
「あぁ!」
こうして私達は食事に手をつけようとした…のだが
「おやおやおやぁ?貴殿等の食事はしょっぼいなぁ?もう少し見た目にもこったらどうなのだ?」
ランディアがいちゃもんをつけてきた
「貴様には関係なかろう。」
睨みをきかせ追い払おうとするも貴族の余裕という者なのだろうか
全く引こうとしない
「ロイヤルガードがこんなにも質素なものを食べているなど威厳にかける。いかなる食材であろうとも味、見た目にはこるべきだ。」
「戦場ではそもそも野菜が手に入る方が珍しいんだよ。大体缶詰生活になるのに無茶だよ。これでもかなりいい方のハズだよ。」
「はっ!これからロイヤルガードは変わるのだ!人間の世界から完全に遮断された今!食料を争うこともなく、ロイヤルガードはさらに豊かな生活をおくれる。そんなこととはもうおさらばなのだよ。そんなこともわからんのか凡人。それに、アリシアはほとんど調理に手をつけていないではないか!怠慢だなぁ?」
「貴様…!」
あまりの難癖に手が出そうになったその時だ
「あるぞ。私だけで作った物。」
「何?」
「!?」
アリシアの言葉と共に背筋が凍る
おそるおそる後ろを向くとまがまがしいオーラを放つ液体がそこにはあった
「特性のシチューだ!ワイン達がほかの料理を作っている中でこっそり作って後で驚かせようと思ってな。でもそこまで言われては我慢ならん。その舌でとくと味わえ!」
「えっ…」
みるみるうちにランディアの表情は青ざめていく
元々青いがもっと青くなっている
「さぁ食え!」
「いや遠慮ごぽあぁ!?」
アリシアは逃げようとしたランディアの口の中に容赦なく鍋ごと暗黒液体を流し込んだ
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シナモンよりバタスコ - お久しぶりです〜休校中でようやく暇ができたので来れました!アンダインをいじめやがったくそカスどもをどんな刑に処すのか楽しみです!(ドス黒い笑み) (2020年3月12日 15時) (レス) id: cfc30d1018 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - まう (元ヒロアカ好き)さん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2019年5月14日 15時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
まう (元ヒロアカ好き)(プロフ) - 続きめっちゃ楽しみにしてます!!!!!!更新頑張ってくださいです!!!!!! (2019年5月14日 10時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - ウルフォックスさん» はい!ありがとうございます?怯えたあの公式絵、ピオネールからつなぎ、そしてあのバトルボディと余裕!いったい何があったんだ社会の波怖ぇって感じです (2019年5月5日 23時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフォックス - 更新頑張って下さい!ヽ(・∀・)ノ AUに関してはそこまで詳しい知識は無いんですけど、ワイン様って今と昔で大分イメージが違うんですね〜。勉強になります! (2019年5月5日 22時) (レス) id: 7504809da4 (このIDを非表示/違反報告)
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