俺は神の子〜十九〜【殺気】 ページ22
優「あの子は偶々夜の道出会って、其処から切られそうになっていたので俺たちが助けました。其れだけです」
土方「じゃあ、あの子供を助けたっていう事は“アレ”も、しっかり見ちまったって事だな」
土方が言葉を放った瞬間、幹部たちの鋭い視線が美影たちに突き刺さり殺気も増して更にぴりぴりとした空気となった。
まぁ、俺たちは羅刹を見たがあの子供は見ていない。
その事を伝えなければ。
そう思っていたが、八重が代わりに言ってくれた。
八重「あの子は、何も見ていない。あの子は私たちが目を瞑ってろ、そう言っていたので見てはいない筈です」
土方「“筈”だったなら、尚更確かめてみる必要がありそうだな」
八重「うっ」
上手くホォローしたつもりだったが逆に悪くしてしまった。
菖蒲は手を強く握り締める。
そんな様子を見ていた沖田は、ニヤリと嗤った。
沖田「ほら、やっぱ殺しちゃいましょうよ。その方が一番手っ取り早いですよ」
近藤「こら!総司!お上の民を無闇に殺して何とする!」
近藤は沖田に説教をした。
沖田「冗談ですよ。近藤さん。そんなに怒らないでくださいよ」
斎藤「冗談に聞こえる冗談を言え」
沖田「ははっ、酷いな。一君は」
斎藤「俺は正論を言ったまでだ」
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如月輝夜 - そうすけさん» コメントありがとうございます!そして、明けましておめでとうございます。そのコメントを励みに更新頑張ります。 (2017年1月7日 14時) (レス) id: 8329175125 (このIDを非表示/違反報告)
そうすけ - 明けましておめでとうございます。神様サイド強いですね!Σ( ̄□ ̄;)更なる続きが気になります。 (2017年1月6日 16時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 更なる更新されるのを待ってます (2016年12月9日 8時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
如月輝夜 - 総ちゃんさん» コメントありがとうございます!はい、もう相棒は決めてあるので徐々にくっ付けて行きたいと思っております! (2016年11月19日 12時) (レス) id: 3505a724e3 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 神様と新選組なんですね。それぞれ気の合う相棒でも出来るのでしょうか? (2016年11月18日 12時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月輝夜 | 作成日時:2016年10月17日 8時