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俺は神の子〜十五〜【嫌な夢】 ページ18

【嫌な夢】

??「君たち、起きたのかい、起きたところで悪いんだが一緒に来てくれるかな?」

すぅっと、襖が開いた先に居たのは40代位の濃厚そうな男。
俺たちに一緒に来て欲しいと言っている。
大方、俺たちの処分の話でもするのだろう。

??「今、縄を取ってあげるからね」

男は溜め息をついて慣れた手つきで縄を外す。

??「総司の奴、またこんなにきつく縛って…大丈夫だったかい?痛かっただろぅ」

心配そうに、俺の手を見る。
まぁ、其れのせいで嫌な夢も見たが其れは置いておこう。
縄で縛られていた所を優しく撫でる。

??「悪いんだけれど、他の寝ている子も起こすのを手伝ってくれないかな?」

男は辺りを見渡す。(特に、京夜を見ながら)
確かに此れだけ寝ている人数が多ければ、一人で起こすのも大変だしな。

美影「分かりました。良いですよ」

美影はにっこり笑った。
そして、美影は大の字で寝ている京夜に近づいて大声で叫んだ。

美影「おきろ!京夜!」

耳元で思いっきり叫んだら、流石にあの京夜も跳ね起きた。

京夜「なんだ?なんだ?」

京夜は辺りをキョロキョロと見渡してから、事の発端を確かめる。

龍「取り敢えず、落ち着け」

龍は、京夜を宥めるように言った。
其れから、菖蒲たちを順々に起こして行く。

??「全員起きたね。じゃあ、私に着いて来てもらおうか」

立ち上がり、襖を閉め男の後に続く。
さすがに、10人も横に並んで歩けない為一列になって歩く。
此れから向かう場所は恐らく、広間と呼ばれる所だろう。
歩いてて気付いたのだが、屯所の廊下は以外と狭い。
広間の前に着いた。男が中に居る人によびかける。

??「歳さん。連れて来たよ」

土方「あぁ、入ってくれ」

許しの返事を貰ってから襖を開ける。
そして、青年が此方に気づき顔を向けた。

??「おはよう、昨日はよく眠れた?」

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如月輝夜 - そうすけさん» コメントありがとうございます!そして、明けましておめでとうございます。そのコメントを励みに更新頑張ります。 (2017年1月7日 14時) (レス) id: 8329175125 (このIDを非表示/違反報告)
そうすけ - 明けましておめでとうございます。神様サイド強いですね!Σ( ̄□ ̄;)更なる続きが気になります。 (2017年1月6日 16時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 更なる更新されるのを待ってます (2016年12月9日 8時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
如月輝夜 - 総ちゃんさん» コメントありがとうございます!はい、もう相棒は決めてあるので徐々にくっ付けて行きたいと思っております! (2016年11月19日 12時) (レス) id: 3505a724e3 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 神様と新選組なんですね。それぞれ気の合う相棒でも出来るのでしょうか? (2016年11月18日 12時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月輝夜 | 作成日時:2016年10月17日 8時

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