甘い、甘い、ユンギ【YG】 (ページ31)

今日:6 hit、昨日:23 hit、合計:160,221 hit

1日目、4 ページ31

【Aside】

試着室から出るとユンギが言う。

『ホントにそれにすんの？』

「ふふ…だって似合っててかわいいってユンギが言うのに、これにしない理由ある？」

ユンギは諦めたように笑う。

『バッグと靴もあった方がいいんじゃない？』

「うん。」

ユンギはあまり意見はしてこないけど、ずっと優しい笑顔で私を見てる。

どっちがいいか聞くと、一緒に悩んでくれた。

お会計になると、ユンギがスッと自分のカードを出す。

「え、いいよ、自分で払うよ。」

『なんで？オレが誘ったレストランに行くんだから、オレが払うよ。』

「でも…」

『いいの。オレこう見えて結構稼いでるからㅋㅋ』

「…うんw…ありがとう」

その後、少しブラブラして、カフェに入った。

「ユンギ、楽しい？」

『え？楽しんでるけど？楽しそうに見えない？』

「ううん、楽しそうw」

『じゃあなんで聞くの？ㅋㅋ』

見慣れた景色でも、そこにユンギがいるだけでこんなにも気持ちが華やぐなんて…

いつの間にこんなにユンギのこと、好きになっちゃったんだろう…