island of love 【JK】 (ページ12)

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『あーもう！！どうしよう！！』
突然、グクに抱きしめられる。

「グク？」

『Aがいけないんだから…そんな寂しそうな顔されたら…このまま離れるなんて無理だよ…』
「グク…」

こんな時でもかわいいグク。

「私がいけないの？」

『そうだよ…僕はAにドキドキしちゃいけないと思って我慢してたのに、Aは可愛くなったりセクシーになったり…ほっぺにキスまでするし……好きになっちゃうよ…
もう僕はAのことが好きだよ…このまま離れて、Aが誰かのものになるかもって思ったらもう無理。誰にも渡したくない…
A、僕の彼女になって？』

「グク…」
『ダメなの？』

グクは身体を離して、きゅるきゅるの目で私を見つめる。

「ダメなわけないよ…私もグクが大好き」
『ほんと？付き合ってくれるの？』
「うん…グクこそ、ほんとに私でいいの？」
『当たり前だよ！Aがいいのに！Aじゃなきゃだめなの！』

グクはまた私をぎゅーっと抱きしめた。
「嬉しい…ありがと。」

『ねぇA…今日は僕の部屋で一緒に寝よ？』
「うん…」

『大丈夫、僕は大人だし、ジェントルマンだから。襲ったりしないよ。Aをぎゅってしたまま寝たいだけ。』

「ふふ…ジェントルマンなんだw うん、ぎゅして寝よ。」

「グク…いい匂いする…」
『Aもいい匂い…お風呂入ったの？』
「うん。」
『じゃあもう、すぐ僕の部屋行こ？』

グクはまたぎゅっと強く私を抱きしめた。