氷のKING

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俺の入江だ！# ページ18

入江side

跡部くんは結局ピーマンを食べてくれなかった

まぁ今はしょうがないのかな…

「ん、グズっ…ふぇ(泣)」

で、今は鬼に抱っこされてるけどご機嫌斜め(笑)

「いつまで泣いてるんですか(苦笑)」

「そうそうせっかく俺たち来たんやからそんな泣いてる顔見たないわ～」

「まあまあ甘え泣きしてるだけだろ」

ほんと鬼は跡部くんに甘いな

あの三人の中で一番跡部くんに弱いと思う

「ん～；(ブルッ)」

「えっ？おいトイレやろ」

シューーーーーー

ぐぐもったような音が響き渡る

「あらら出ちゃったおむつ替えないと」

跡部くんはお腹がすっきりしたのか機嫌が少し良くなった

＊＊＊

「う～…(コクっ)」

「眠いんやろ寝てええで」

「いやぁ！先輩たち帰っちゃうもん…！」

「だから跡部が寝るまで帰らんって」

今時計は夜中の12時過ぎだ

いつも10時くらいに寝てしまう跡部はもう眠さの限界だった

けど寝たら跡部の大好きな先輩たちが帰ってしまうと思うと寝たくても寝れないのだ

「もう跡部くん！修さんたちを困らせないよ」

「だって！一緒….いい…！」

「うん一緒にいるよ大丈夫」

「なぁ奏多今日は泊まってもええか？」

珍しく修さんが聞いてきた。僕は全然いいんだけどね！

多分跡部くんのお世話大変だよ(笑)

「いいよけど今日本当に退行がひどいから夜中もしかしたら夜泣きするかもしれない」

「そんなん構わんで！そしたら俺があやしたるわ」

修さんがそう言うと鬼と徳川も頷いた

「ありがとね、跡部くん今日みんなお家に泊まってくれるってよ？」

「ほん、と…(泣)」

泣きすぎて目が赤くなってるし(笑)

「うんだからトイレ行って寝よう？」

「ここで、寝る」

「わかったわかったみんなのところで寝ような」

多分まだみんなここで話すのを分かってるからここで寝たがるんだろうな

とりあえずトイレ連れて行こう

＊＊＊

「くぅ…zzz」

「やっぱり寝てもうたんか」

入江と跡部がトイレから戻ってきたら跡部は入江に抱っこされて寝とった

「うんやっぱりみんながいてくれるって言ったから安心したみたい」

ちょうどいいから跡部くんのトイトレのことについて相談してみた

そしたらみんなそれぞれの意見を言ってくれてすごい参考になったし跡部くんのトイトレ頑張ろうとも思った

こうやって相談できる仲間がいるっていいね

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