検索窓
今日:1 hit、昨日:34 hit、合計:16,168 hit

26 ページ26

『やっ、、、やめて!颯一郎!』

「、、、どうして由伸の味方するの???」
「Aの一番は俺でしょ、、、?」

颯一郎は落胆し、わなわなと震えはじめた。

18「、、、A!俺のことは気にするな、、!」

「黙れ」

18「『っ?!』」

空気が凍る。これ以上刺激してはいけないと分かっているのに、口に出てしまう。

「、、、俺はこんなにも君を愛しているのに分かってくれないんだね」
「____君に出会わなければこんなに苦しまなくて済んだのに」

18「、、、、颯一郎、、何を」

「、、自分でもおかしいって、何度も気付いてる。でも、、止められないんだ自分を、、!」
「もう戻れないんだ、ごめんね。二人とも」

『、、、、、?』

ここにきてAの拘束を外す、初めて素の颯一郎に会えた気がした。依存という苦悩に蝕まれていた挙句、こんなことになってしまったことを酷く後悔しているようだ。

『、、、私が苦しませていたんだね、こちらこそごめんね』

拘束から解放されると、私は彼を抱きしめた。大きい体から優しい心音が聞こえる。背中に回された彼の腕に温もり感じる。

(彼はまだ、助かるかもしれない)

『、、、颯一郎、おしまいにしよ?』

「、、、そうだね、いいよ」

これですべて終わる、そう思っていたのに。

『、、、、?!』

彼の抱いている腕に力が入っている。そして___不適な笑みを浮かべている。

「ふふ、弱音を吐いたらしてくれるんだね」

『そ、いちろう、、、??』

「君がこんな風にしてくれたのは今日が初めてだなぁ?超うれしい」

『い”っ、、、、、!?』

興奮した彼は私の首元に顔を埋めると、鋭い痛みを与えてきた。

予期しない状態が発生しました→←パーティー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:塩分過多 | 作成日時:2023年12月27日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。