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俺は振りかざし、突進した。
「おっと〜、そんな簡単にいかないよ?」
18「くっ、、、!!!」
やはり、一筋縄では到底叶わない相手だ。でも、、、!勝たないと、、!
『、、、、』
私は黙ってその光景を見守るしかなかった。戦うすべを持っていないからだ。
状況は、、、山本さんが劣勢だ。どうしても敗北した結末を考えたくない。
負ければ、絶望。勝てば_____この惨劇が終わる。
それからしばらく激しい攻防が続いた。
18(素手のくせに全部弾いてくる、、、!)
攻撃が入らない。武器に頼らず、その運動神経の良さがすべてを功していた。
18「____あ」 『はっ、、、、!?』
持っていた武器をついに弾かれてしまった。その瞬間鋭い手刀を食らってしまった。
____視界が暗転し、遠くからAが名前を呼んでいたのを最後に意識を落とした。
『え、、、、、え、、?』
山本さんが、負けてしまった。
颯一郎は息が荒れていない、まるで最初から勝敗を知っていたように。
「終わったよ。A、帰ろう」
『や、、、やだ、、、!山本さんっ、、、?!』
山本さんに駆け寄り、ひたすら名前を呼ぶが目を覚ましてくれない。
「____俺より、そいつのことが好きなの?」
『、、、、、あんたなんか、、人じゃない!!!』
「そっか。」
『ひっ____?!』
急に詰め寄られ、私も意識を落とされた。
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作者名:塩分過多 | 作成日時:2023年12月27日 23時