俺の 。25 ページ26
「誰に許可得てコイツに気安く触れてんだァ...宇髄ィ？」
腰を抱かれ 、後ろからぐっと引き寄せられる 。嗅ぎ慣れた良い匂いに胸がきゅっと締め付けられる 。
...誰か 、だなんて考えるまでもない 。
「おー不死川 、お前がこんな所にいるなんて珍しいな」
「んなのどうだっていいだろォ 。Aを返しやがれ」
「...もう奪ってますよね」
訳が分からずぽかんと口を開ける天元さんと 、今にも殺しそうな勢いで睨み付ける不死川さん 。
あぁ 、今すぐ逃げ出したい 。
「A 、お前色恋には興味なかったんじゃねェのか？」
「違うんです天元さん 。不死川さんと私は恋仲なんかじゃ... 、っ」
刹那 、唇に触れた柔らかいモノ 。思考停止している間に
「じゃ 、俺らはこれで失礼するぜェ」
「は...」
何食わぬ顔で私の手に指を絡め 、スタスタと歩き出す不死川さん 。引きずられつつ助けて下さいと天元さんに目配せすれば何故かにやついていて 。
「ド派手な事してくれんじゃねェか」
幸せになれよ 、と笑顔で去って行く 。
無駄に男前な後ろ姿に何だか無性に腹が立ったので今度会ったら筋肉もぎ取ってやると心に決めた 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4728人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なお - え・・すご・・・・かっこよ (2022年8月28日 8時) (
レス) @page50 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
まっひー - えっ・・・実弥さん・・・かっこ・・・よ・・・す・・・ぎ・・・る・・・（ﾊﾟﾀｯ） (2021年12月1日 17時) (レス) @page4 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - あにゃもさん» コメントありがとうございます、最後まで読んで下さって嬉しいです…！(；；)今のところ次回作は未定ですがまた実弥さんのお話を書く機会がありましたらその時は是非よろしくお願い致します！ (2021年6月18日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃも(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！読んでいてたくさんキュンキュンして、2人が幸せになれて本当によかったです！実弥の男らしさがよかったです！また次回の作品も楽しみにしています！ (2021年6月17日 18時) (レス) id: ada6e08598 (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - 勝天Runaさん» コメントありがとうございます！かっこいいと言って頂けて幸せです...！完結まで本当にあと少しなので頑張ります...！ (2021年4月19日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マツリ | 作成日時：2019年11月30日 14時
