俺の 。14 ページ15
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「お世話になりました」
しのぶと3人の少女達に頭を下げ 、上げる 。
下弦の弐との闘いから約2か月 。ようやく退院の時が来た 。
「今回はAも大人しかったですからねぇ 。無理は禁物ですよ」
「う...気を付けます」
「幻柱様!これを」
召し上がって下さい 、と女の子達に差し出された包みに手を伸ばし受け取る 。中からは焼き菓子の甘い良い匂いがした 。
「ありがとう 。じゃあそろそろ 、」
「よォA」
背後から聞こえた低い声に 、身体が反射的に震え上がる 。
...振り向かなくても分かる 。声だけで私を震え上がらせる事が出来るのはこの世でたった一人しかいないのだから 。
「胡蝶ォ 。コイツ貰ってくぜェ」
「貰うって...」
馴れ馴れしく私の肩に腕を回す不死川さん 。頼みの綱であるしのぶは 、いつもの貼り付けた笑みを崩す事なく...それどころかとんでもない事を言い出した 。
「どうぞお好きに」
「しのぶ...まさか貴女そっち側の人間だったの...!?」
「っし決まりだァ」
不死川さんはクク 、と機嫌良く喉を鳴らして私を軽々抱き上げた 。
...どうやら今日が私の命日らしい 。
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なお - え・・すご・・・・かっこよ (2022年8月28日 8時) (レス) @page50 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
まっひー - えっ・・・実弥さん・・・かっこ・・・よ・・・す・・・ぎ・・・る・・・(パタッ) (2021年12月1日 17時) (レス) @page4 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - あにゃもさん» コメントありがとうございます、最後まで読んで下さって嬉しいです…!(;;)今のところ次回作は未定ですがまた実弥さんのお話を書く機会がありましたらその時は是非よろしくお願い致します! (2021年6月18日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃも(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!読んでいてたくさんキュンキュンして、2人が幸せになれて本当によかったです!実弥の男らしさがよかったです!また次回の作品も楽しみにしています! (2021年6月17日 18時) (レス) id: ada6e08598 (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - 勝天Runaさん» コメントありがとうございます!かっこいいと言って頂けて幸せです...!完結まで本当にあと少しなので頑張ります...! (2021年4月19日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マツリ | 作成日時:2019年11月30日 14時