俺の 。5 ページ6
.
「はぁ...」
朝食を終えた私はいつになくげんなりとした顔で自分の部屋に向かっていた 。
あの後 、藤の家の方が来てくれたお陰で貞操はどうにか守られたのだけど 。
「(不死川さんに一発喰らわせてしまった...)」
そう 。何と私 、あの鬼の風柱サマに平手打ちをかましてしまったのだ 。
彼の左頬にはくっきりと紅葉が咲いている 。
気の短い不死川さんの事だ 、それはもう怒り狂っているだろう 。全力疾走で部屋を出たから実際にどんな反応をしていたかは分からないけれど 。
後で会ったら殺されるだろうな 、と思うと憂鬱で仕方がない 。
「...あれ？」
隊服に袖を通しているとひとつ 、可笑しな事に気が付いた 。
シャツのボタンが......ない 。見当たらないのだ 。
え 、そんな事ある...？
何となく嫌な予感がして 、側に畳んで置いてあった隊服の上着を持ち上げて確認する 。
「...嘘 、でしょ」
......柱の証である金ボタンは一つ残らずなくなっていた 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4726人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なお - え・・すご・・・・かっこよ (2022年8月28日 8時) (
レス) @page50 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
まっひー - えっ・・・実弥さん・・・かっこ・・・よ・・・す・・・ぎ・・・る・・・（ﾊﾟﾀｯ） (2021年12月1日 17時) (レス) @page4 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - あにゃもさん» コメントありがとうございます、最後まで読んで下さって嬉しいです…！(；；)今のところ次回作は未定ですがまた実弥さんのお話を書く機会がありましたらその時は是非よろしくお願い致します！ (2021年6月18日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃも(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！読んでいてたくさんキュンキュンして、2人が幸せになれて本当によかったです！実弥の男らしさがよかったです！また次回の作品も楽しみにしています！ (2021年6月17日 18時) (レス) id: ada6e08598 (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - 勝天Runaさん» コメントありがとうございます！かっこいいと言って頂けて幸せです...！完結まで本当にあと少しなので頑張ります...！ (2021年4月19日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マツリ | 作成日時：2019年11月30日 14時
