どうやらうさぎさんは嫉妬深いらしい (ページ1)

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#01.毎朝の光景ページ1

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JK「あっ、A～！」

『…はぁ』

毎朝、教室の扉を開けるとパッと顔を輝かせて私の名を呼ぶ男がひとり

その名は

チョン・ジョングク

見た目は非常にかっこよくてアイドルのように愛らしい顔なのだが、性格に少し…じゃなくてめちゃくちゃ難有り

JK「あっ！Aまたその女と一緒に学校来たの？ダメって言ったじゃん」

ジョングクがしかめっ面をしながら私の後ろを指さす

SN「その女って…もしかして私のこと？」

後ろを振り向くとジョングクと同じくしかめっ面をしている私の親友ソンア

JK「A早くその女から離れてこっち来なよほら」

SN「ちょっ、Aは私と一緒に居たいって言ってんだから腕引っ張らないでよ」

これも毎朝みる光景

ジョングクとソンアによる私の取り合い

うるさい二人組に両方の腕を左右にぐいぐいと引っ張られる

どんどん私のイライラメーターは上昇していく

60%

JK「汚ない手でAに触るな」

SN「はぁ？それはこっちのセリフよ」

70%

JK「A痛がってるんだから腕離せよ」

SN「先にそっちが離しなさいよ」

80%

JK「Aもこの女になんとか言ってよ！嫌だよね？」

SN「Aは私じゃなくてあんたのこと嫌がってるんだよ！いい加減自分で気づきなさいよ」

90%

JK「なに言っt『あー！うるさい！鬱陶しい！腕離して！』

とうとう我慢の限界がきた私はジョングクとソンアの手を振り払って自分の机へと鞄をドスンと音をたてて置いた

私の鞄を置くドスンという音にジョングクとソンアの肩がビクッと動いた

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