いち ページ2
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ほんのり冬の寒さが残る季節。
完全に暖かいわけでもなく、寒いわけでもなく、心地よい春
橘 A。
中学を卒業し、憧れの高校生活が始まります!!!
…ってはずだったんだけど。
何この気持ち悪い生き物たちは。
『シャシャシャシャシャ…シャシャシャシャシャ』
高校に向かっている途中、変な生き物に出会った。
虫…じゃ無さそうだし、人でも無いよね。
…てか、これ他の人見えてんのかな?
そう思い、私は辺りを見渡す。
…見えてないよなぁ。なんか普通に通り抜けてんじゃん。
え、何コレ。
お化けだったりする?え、お化けって夜にしか出ないんじゃないの?あれ?
____1人でブツブツと考えていると、その生き物が私に飛びついてきた。
「キャッ!」
バシッ
「…へ?」
あれ、今私の肩に飛びついてきたよね?
それをわたしが手で払って…。え?
…きっと疲れてるんだ。
そうだ。そうに違いない。
行きたい高校へ行く為にたくさん勉強して疲れたんだ。
入学式終わったら早く寝よう。
そう思いながら私は高校へ、足を進めたのだった。
???「へぇ、面白そうな奴いんじゃん。」
誰かに見られているということを知らずに。
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ガンバ! - 結末が分からないので気になります。頑張ってください! (3月28日 11時) (レス) @page6 id: 77321a7683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花純 | 作成日時:2021年2月20日 19時