30話【給料アップしたいって話】 ページ45
あくまで予想だが、神社に祀られてたけど信仰が薄くなったのか
はたまた邪悪な心が芽生えたのか。
魔にでも襲われ乗っ取られたんだろう。
正直、ここまで来たら同情までしてしまうが
あくまで今日は任務として討伐依頼を受けている身だ。
口約束も縛りもあるため易々破るわけには行かないし。
A「まぁ、折角2人きりですしお師匠来るまで時間かかるし。
ちょいくら遊ぼうか。」
手元のブレスレットを引きちぎり元ある霊力が徐々に回復する。
あ〜やっぱ霊力は体にあった方がいいねぇ、清々しい気分だ。
まぁ体にあるのはたったこれっぽっちだし決着は早めにつけたいマンだけど。
今回はしっかり仕事するし、給料アップ期待しちゃおうかなぁ？
翡翠色に足場が光だし術式を展開する。
A「我が家名……」
長尾side
長「まーさか、椎名さんがんなところにいるなんてな！」
椎「名前聞いた時におもたけど長尾さんやったんやな！」
墓地に少々ばかりヤバい気配がしたけど堕ち神だったなんてな。
流石にすぐにやられるなんて思いはしないが予想外規定外が当たり前な相手だ。
正直月守にあの呪具を渡した意味合いも特になかったなんて思いながら
月守の気配がする方向へ走る。
結界なんて範囲が定められたものでもなんでもない。
言ってしまえば結界内の200mが常世の1kmのズレがあるなんてよくあることだ。
だいぶ離れた所に走りながらも中々微弱な気配を辿るには骨が折れる。
想定外なんて日常茶飯事だが、常世に来てからだいぶ落ち着いてきていた。
もちろん、第一研究科の常世に関する研究も進んできていた為
予想外が想定内になりつつあった。
神に接触する機会も人外からの霊的な情報も大いに役立った。
が、そんなに甘くないのが現実だ。
椎「なぁ…あいつ、そこまで安心できるほど強いんか…？」
長「……正直…あいつの底はいつまでも見えねぇよ。」
研究者が得意とする術の使用した時も見たことがない。
剣技も充分な実力を持ち、呪符の使用も出来る。
マッドサイエンティストなんか否かヤバいポーションを投げつけてくる時もある。
この間の任務量だって尋常じゃない。
なんでも出来るなんてあり溢れたモンでもないし、
多分官吏研究者祓魔師、どの職業に就いたとしても
それなりに力を発揮していただろう。
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祷(プロフ) - らいまろさん» ぜんぜん気にしてなくてすみません！！！ゴキブリ…！！！まだ作品内で似たような物を作っていないので！あと、いつも陰ながらお支えいただきましてありがとうございます！！！！頑張って書かせていただきますね！！！！ (4月9日 9時) (
レス) id: c68a27b347 (このIDを非表示/違反報告)
らいまろ - ネタなんですけれども研究室にゴキブリを登場させるのはどうでしょうか、？もう書いてたらすみません、あとリクエストだけコメントに書いておくのもあれなのでいつも応援しておりますとだけ、 (4月5日 13時) (レス) @page35 id: f6a581d3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祷 | 作成日時：2024年3月5日 2時
