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あれ…隠してたんか？
あんな悍ましい気配ですら2割にすら満たなかったのだろうか。
血が頭から垂れ流れ左目が赤く見える。
腕…は、やられてないか。
一発でなんで仕留めなかったんやろな。
まぁ痛いだけだけど。
明らかに攻撃特化か？
気配で動けなくなる。いや、本能が逃げろと叫んでる。
腕も足も普段ならすぐに動けるはずなのにどうもトラウマはそうは行かないらしい。
生まれたての子鹿の如く震えるわでまともに刀も振れない。
今の自分で時間稼ぎ出来たら上々といった所だろう。
命を持ってして6分持つかどうか…
A「椎名、お前今走れるか。いや、返事出来ないか。
いいか。お前が今ここで生き残るために言ってやる。
このまま振り向かずに走って反対側に行け。
こいつの結界はおそらくこいつを軸に作られている。
私がここで止めといてやるから外へ出て、濃い紫色の長髪男性がいる。
長尾って言う上司だ。
霊感もあるだろうしはっきり言って理解はしてくれるはずだ。」
椎「っ！」
A「はよう行け！！！！！！」
一般的高校生にこうも変なもんに巻き込まれるとか正直不安でしかないし。
向こうは常世、自分は桜魔。
生の違いも重々理解してるし命を軽く見る奴より、
どの命も平等に重く扱う人間の方が明らかに世のため人のために働ける。
逃げゆく背中を眺めて意識を再度そいつに向ける。
形は人形か？でドス黒い髪色。
目は前髪で隠れており所謂日本人形に堕ち神が取り憑いたとかそんなもんだろ。
A「おい！堕ち神！お前さ。
喋れるよなぁ？折角2人っきり。
ちょいくらはなそーぜ？」
「どうダァ？ワタシノ術の効き用ハ？
ドウやらアノ小娘は術が効かナイ家系なヨウでなぁ
追い出しとクレて勝率ハ8:2ダロウ
オロカオロカ…」
A「そんなんの為にやってるわけじゃないんだってんの！
あいつは走ったんだ。
生の為に自分の為に。
決断力に欠ける行為が一切なく走った。
故に全ての計画が私の手のひらにあり勝敗はこちらに傾き始める。」
「ナニ？！」
刹那、眩い光に包まれ結界が割れる音がする。
だいぶ遠くに来たのか、周りに墓地のぼの字もなく
あるのは神社とその堕ち神のみだ。
30話【給料アップしたいって話】→←29話【方向性の違いって話】
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祷(プロフ) - らいまろさん» ぜんぜん気にしてなくてすみません！！！ゴキブリ…！！！まだ作品内で似たような物を作っていないので！あと、いつも陰ながらお支えいただきましてありがとうございます！！！！頑張って書かせていただきますね！！！！ (4月9日 9時) (
レス) id: c68a27b347 (このIDを非表示/違反報告)
らいまろ - ネタなんですけれども研究室にゴキブリを登場させるのはどうでしょうか、？もう書いてたらすみません、あとリクエストだけコメントに書いておくのもあれなのでいつも応援しておりますとだけ、 (4月5日 13時) (レス) @page35 id: f6a581d3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祷 | 作成日時：2024年3月5日 2時
