29話【方向性の違いって話】 ページ43
「…はぁ…しゃーない。
このままじゃ出られそうもなさそーやし。
利害の一致って事で手伝ってやらんでもない。」
A「そこは普通に手伝ってくださいだろ。」
白ピンク味がかった髪を揺らしながら振り向く。
側から見たら一般人に見えるが普段から紐で押さえてるっぽいな。
赤い紐でグィって。
それこそ、官吏とかに関しては霊力に敏感な神もいるし
魔も霊力が苦手な個体いるしね。
にしても常世にこんなものがあるんだねぇ〜
興味深い興味深い…
家系とか血筋系かな？
先祖代々受け継いだ云々の問題だったり？
椎「あてぃしは椎名唯華。高校2年生。」
A「自己紹介すんのかよ…えぇ、A。
女性に年齢聞くのはどうかと思いまーす。」
流石に現在進行形で月城の名目もあるからねぇ
流石に無闇に年齢とかは出したくないと言いますか。
いい大人が女子高生のフリしてるとか、流石に引くだろ。
椎「何も言っとらんのに。」
A「言いかけてたろ？！」
椎「まぁ、とにかく抜け出すこと優先やな。」
A「ん？討伐先やろ。」
方向性の違い!!!
それは組んだバンドやグループの解散理由として
最も多く挙げられる理由No. 1に輝くほど、有名な話である。
一時的であったとしても組んだもの同士。
現状気まずいこの上ないのである。
椎「まず先、生存してからやろ。
生きて帰ってこなければ証拠もなにも残らん。」
A「いやいや、腐っても外に仕事押し付けるタイプの上司がいるんで。
いくら経っても出てこなかったら緊急任務で派遣人数も増えるだろうし。」
椎「はぁ？！生きて帰ってこなけりゃ意味ないやん！！
命のことなんやと思ってんねん。」
まぁ、そっか。腐ってもそっちは常世でこっちゃ桜魔やもんな。
命粗末になんて当たり前すぎて正直逃げる優先はしちょらんかったな。
まぁ、別にそう言うもんだって思ってたしそれ以上の価値もそれ以下の価値もないものだと思ってたし。
価値観の違いかぁ…
A「っ！！」
椎「んどしたn……は？」
A「はは……こりゃ規格外だろ。」
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祷(プロフ) - らいまろさん» ぜんぜん気にしてなくてすみません！！！ゴキブリ…！！！まだ作品内で似たような物を作っていないので！あと、いつも陰ながらお支えいただきましてありがとうございます！！！！頑張って書かせていただきますね！！！！ (4月9日 9時) (
レス) id: c68a27b347 (このIDを非表示/違反報告)
らいまろ - ネタなんですけれども研究室にゴキブリを登場させるのはどうでしょうか、？もう書いてたらすみません、あとリクエストだけコメントに書いておくのもあれなのでいつも応援しておりますとだけ、 (4月5日 13時) (レス) @page35 id: f6a581d3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祷 | 作成日時：2024年3月5日 2時
