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長尾side
会話なんて意図しないところで爆弾を投げられてくるものだ。
いつも通り、月守の練習に付き合いながらこの後の予定を組み始める。
祓魔業3件、個人として頼まれたものが1件。
資料制作は……甲斐田に頼めばいいか。
簡単な情報整理をし月守の稽古を眺める。
正直な話、月守は過去にやっていたのかもう教えることはほぼない。
そもそも祓魔師にさせようとして練習に付き合っているわけでもないわけだからここまでしなくていいと言えばそうなのだが…
実際月守の稽古を見ていて楽しいと思う自分がいるのだ。
人の練習に付き合うなんてよくあることだしそれに対して普段なら微塵も情が湧かないものだ。
この後のことや大型任務について、予定という名の仕事はクソ喰らえというほどあるし見ている時間があれば自分も稽古に回りたいぐらいなのだ。
見ていて親近感というか、既視感があるというか……
どこかで見たことがある。
そんな他の人を教えたことがあるとかではなく、もっと限りなく近い状況に立ち会ったことがある。不思議とそう思ってしまう。
長「(桜星御九家についてもだが、何もかも不思議すぎる…
桜星御九家が絡んでいるのならあった可能性はあるかもだが…)」
A「長尾さん………なんで一般の研究者にこんなに稽古つけるんですか……
明らかに普通の祓魔師よりやってますよね……」
長「任務に付き合ってるからだろ。」
A「その練習量じゃないって言ってるじゃないですか！？」
思わず真顔で言ったが別に怒っているわけではない。
少しアホっぽそうだが本人は至って真面目で、
ネタキャラのような性格はしているが本当に努力家で真面目なところもある。
本人はそれについて自負していて尚且つ隠れナルシストであるためタチが悪い。
でもやはり結論としては…
長「…まぁ、強いて言うなら教えてて楽しいから…だな。」
本人に対しては言えないが隣にいて面白いと思ってしまう。
ただどうしようもないくらいに惹かれているのかもしれない。
そのバカみたいな明るさに、必要ないほどの気使い。
不必要ながら今の桜魔には必要な人種だった。
A「教えてて楽しい？」
長「あぁ、こう言う任務でよく指導に来る奴らはたくさんいる。
けどすぐに折れる芯の弱い奴らばかりだ。」
A「自分もすぐに嘆きますけどね。」
長「駄々こねて俺に怒られているからな。」
A「嘘でも否定しましょうよ。」
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祷(プロフ) - らいまろさん» ぜんぜん気にしてなくてすみません！！！ゴキブリ…！！！まだ作品内で似たような物を作っていないので！あと、いつも陰ながらお支えいただきましてありがとうございます！！！！頑張って書かせていただきますね！！！！ (4月9日 9時) (
レス) id: c68a27b347 (このIDを非表示/違反報告)
らいまろ - ネタなんですけれども研究室にゴキブリを登場させるのはどうでしょうか、？もう書いてたらすみません、あとリクエストだけコメントに書いておくのもあれなのでいつも応援しておりますとだけ、 (4月5日 13時) (レス) @page35 id: f6a581d3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祷 | 作成日時：2024年3月5日 2時
