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徳「...■■がいなくなって、お前に
面影を見て惹かれて...かと思ったら
すみれに惹かれて...」
徳「俺って..........」
徳「俺、は...」
「....主?」
徳「...って惹かれてたとか言われても
困るし嫌だよな!?だって、別にA
は俺が好きってワケじゃないし!」
徳「ただの友達よりな主従関係!
恋人になるのが義務じゃない!」
徳「だから、そんな真面目に...」
「...ええ、そうね」
少し、傷ついたように目を伏せた
彼女に俺は更に罪悪感を募らせた
「...主に、もう話すべきですね」
「聞いて下さい、全部」
そっからコイツも全部、吐いた
自身とすみれにあった事に顛末
俺が好きだったハズのすみれは
全部全部 ニセモノだったと
「貴方に愛されたかった、それが
半分...いやひょっとしたらそれは
無いかも」
「私は■の血を飲みました、聞いた
事ってありますよね?身体は食べた
物で出来てる」
「つまり、私の身体も思考も僅か
ながらではあるけれど■寄りです」
「『貴方が好き』、そう思ってるのは
ちゃんとした私の意思なのか?■の血
なのか?」
「私はホントに貴方が好きなのか?」
「...........でも、それよりも
もっとずっと奥深くにあった
のは」
「プライドを踏み躙られた事に
対する怒りと屈辱だけだった」
思い出したのか楽しげに
ハハハッと嗤うと、また
独白を再開した
「『こんな下等な此奴らに分からせて
やりたい』、それだけが...頭にあった」
徳「...なら」
徳「何ですみれのフリをしてまで
俺と恋人のフリなんてしたんだ?」
「....さあ、なんででしょうか」
「もう分からないんです、アイツに
大それたお返しがしたかったのかも
貴方に愛されたかったのかも」
『分からないんです、もう』
それだけ言って彼女は帰った
俺に首元にある鍵をゆっくり
摩って
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スカーレット(プロフ) - 綿菓子さん» 呼ばれて飛び出て炸醤麺!次回もお楽しみに! 徳「センスねえぇぇ」 (2022年9月13日 20時) (レス) id: 36c93582cd (このIDを非表示/違反報告)
綿菓子 - すいません、アナログではなくデジタルでした…。そして、次も待ってます! (2022年9月12日 22時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
綿菓子 - 五十話おめでとうごさいます!私はアナログもやってますが、やっぱり難しいですよね…。 (2022年9月12日 21時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット(プロフ) - ラーリラさん» え...誰もアナタとは言ってませんが...? 徳「嘘つけ!」 最終章 ついにスタートです!最期までお楽しみに! 「字が」 (2022年9月12日 20時) (レス) id: 36c93582cd (このIDを非表示/違反報告)
ラーリラ(プロフ) - 噂を聞きつけ失礼します…まずは最終章おめでとうございます!!最近知能の低下が酷く壁打ちすらもできないくらいに悶えていました!!デジタルは慣れたらアナログには戻れませんね…もうやっていたら申し訳ないのですが、手ぶれ補正は必須ですね!変形も便利です! (2022年9月12日 20時) (レス) @page47 id: a1f205ede7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカーレット | 作成日時:2022年7月31日 14時