ep37. Salome ページ27
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『どれくらい逃げました？』
ナイ「そう...ですね...追われては
逃げを繰り返して数千年が経って
...」
ナイ「ある日、パッタリ
と無くなったんですよ」
やっと解放されたんだと舞い
上がった俺は、新たな恋人を
作った
子供も出来た、■にも幸せな
未来を歩んで欲しいなと願う
余裕ができるほどに充実して
いたんだ
妻と子が■に殺されるまでは
ナイ「子供はまだ息絶えてません
でした、僕のお腹の中に血と混ぜ
産まされました」
ナイ「...変ですよねぇ、いざ
産まれたら愛情が溢れてきた
んです」
ナイ「でも、僕は子供から離れました
いつまた■に何かされるのか分かった
もんじゃなかったんです」
そのまま血は絶えるんだろう
と思っていた、『クリス』に
出会うまでは
ナイ「父親の力を借りて■に規制を
強いたんですが■もまた、僕に規制
を強いた」
ナイ「『この世界』から
逃げないように、って」
ナイ「え？じゃあ『僕』
は『何』なんだって？」
ナイ「簡単な話だよ」
ナイ「『僕』は『彼方の世界の僕』
が創った存在だよ、君やすみれも
おんなじ」
ナイ「ただ、別の世界の自分に
意思を搭載させたってだけ」
ーパシャ
徳「え、え...！？」
水をこぼしたまま光一は
立ち上がりナイアに詰め
寄る
ナイ「光一、並行世界って知ってる？」
徳「え？ある世界から分岐した
並行の世界、だよな？でもアレ
はSFの設」
ナイ「■■はその時空の行き来が
出来てたんだよ、まあ...行き来が
出来る門と鍵の管理者だからね」
ナイ「■■はあの子を産んだ後に
僕に鍵を託し、君達を並行世界に
送った」
ナイ「精神だけをね、身体だけは
『こちらの君達』の物なんだけど」
徳「.........」
ナイ「...分かりやすく言うとだね」
ナイ「一度 君も和馬もクリスも殺され
てるんだ、中身だけを持って『此処』
に来た『ナイア』は『僕』に全てを
託し帰って行ったよ」
ナイ「そして『僕』は『此処』の君達
の『中身』を殺して、その中に『君達』
を入れた」
＿＿＿＿＿疑問は、あった
あんな大災害が起きたのに皆は無事
建物も文化も社会も何もかもが無事
なんていくら考えてもおかしい
徳「...でも...調べようとは思わ
なかった、疑いが何故か消えて
...」
全てナイアがやっていた事だと
気づいたのは、最近だったのだ
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スカーレット(プロフ) - 綿菓子さん» 呼ばれて飛び出て炸醤麺！次回もお楽しみに！ 徳「センスねえぇぇ」 (2022年9月13日 20時) (
レス) id: 36c93582cd (このIDを非表示/違反報告)
綿菓子 - すいません、アナログではなくデジタルでした…。そして、次も待ってます！ (2022年9月12日 22時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
綿菓子 - 五十話おめでとうごさいます！私はアナログもやってますが、やっぱり難しいですよね…。 (2022年9月12日 21時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット(プロフ) - ラーリラさん» え...誰もアナタとは言ってませんが...？ 徳「嘘つけ！」 最終章 ついにスタートです！最期までお楽しみに！ 「字が」 (2022年9月12日 20時) (レス) id: 36c93582cd (このIDを非表示/違反報告)
ラーリラ(プロフ) - 噂を聞きつけ失礼します…まずは最終章おめでとうございます！！最近知能の低下が酷く壁打ちすらもできないくらいに悶えていました！！デジタルは慣れたらアナログには戻れませんね…もうやっていたら申し訳ないのですが、手ぶれ補正は必須ですね！変形も便利です！ (2022年9月12日 20時) (レス) @page47 id: a1f205ede7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スカーレット | 作成日時：2022年7月31日 14時
