44話｢手紙-黒-｣ ページ2
･
･
･
貴】後はこの黒の手紙だけだね…
ア】この手紙……ヤバイわよ
貴】…え?
ア】読めば分かるわよ｡
これは"魔王からの手紙"だから…
･
･
･
ﾊﾟｻｯ…
私は手紙を開く｡
半分は興味｡もう半分は…
"緊張"
･
『祈りの天使､
我と同格の貴殿は
魔界に付くべきだ』
･
貴】……っ!!!
ア】一番下､見てみなさい
貴】し､た?
･
私は震えながら手紙の下を見る｡
そこには､真っ黒な色で
"魔界を統べし王"
と記されてあった｡
私が魔界を統べし王と同格…?
･
ア】…魔王はｱﾝﾀが思っている以上に強くて…残忍よ…｡
そこにｱﾝﾀが付いたらどうなると思う?
貴】…え
ア】世界が滅ぶどこか全ての世界を支配できる力を手に入れる…
･
･
･
魔王…
私の"力" 予想以上だ…
今まで普通の学生としてやってきた…
いきなり､同格だなんて…
･
ア】落ち着いて｡
ひとまず元の世界に帰るわよ｡
待ってるんじゃないの?あの人達｡
貴】あ､うん｡
･
･
貴(魔王と同格…
私は､千年に一人の天使…
でも､力を出しきれている訳ではない…
体が追い付いていないのかな…?)
･
･
元の世界
貴】……ん…
あ…れ?天上…?
貴】…あ､戻ったんだ…
ア】そうね((ﾋｮｺｯ
貴】きゃぁぁぁぁあ!!!!???
ア】酷いわね…さっきから居たのよ?
ﾊﾞﾝｯ
涼】A!!!
貴】……風介っ!!
･
･
･
あぁ…
この夢は､長かったなぁ…
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜麗ノア | 作成日時：2012年6月28日 22時
