何で私が貴方のーー

4 事情 ページ4

『うわぁーーひっろっ』キラキラ

その家はとてつもなく広かった
その広さと綺麗さに
私はつい目を輝かせてしまった

ヒ「…子供か」

『子供じゃありませんー』

と言ったら笑われた
…なんか悔しいなぁ

ヒ「ちょっと来い」

といわれ、連れてこられたのはリビング

やっぱり広いなーと思った

これから大切な話があるらしい

『何？』

ヒ「いいか？

お前は、王石族なんだ、覚えているか？」

『おう…？なに？それ』

ヒ「王石族…詳しいことは此処に書いてある」

『本？』

私はその本を開いてみた

ペラッ
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王石族(おうせきぞく)の主な特徴編

1美顔である
2宝石の羽を生やしている(しまう事も可)
3龍の顔のような尻尾(しまう事も可)
4悪の心を持つ者はいない
5羽の宝石は人によって色が異なる(最大7色)
6羽の宝石の色によって、使える能力が異なる
7龍の姿になれる
8龍の姿で暮らしているものもいる
9男、女、どちらにでもなれる
10その種族は天空の王国に住んでいる


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『へ、へぇーー

ワタシオウセキゾクダッタンダナー』

ヒ「そうだ」

『って事は私男にもなれるの？！』

ヒ「そうだが」

『ええ…どうやってなるんだろう…』

ヒ「昔のお前は全身に意識を集中させる、と言っていたが」

『へ、へぇー、じゃあちょっとやってみようかな』

(男男男男男男)

シュン

『おお！？うわっおと…こだ』

自分の顔を鏡で見てみると、自分で言うのもなんだがなかなかのイケメンが映った

『なれたよ！ヒト！』

ヒ「…正確には、ヒット、なんだがな」

『え？そうなの？』

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